学部・大学院

ゼミナール紹介

行政法ゼミ:北見 宏介 准教授

出版されている『六法』の大部分のページを占めるのが行政法。行政、つまり役所の組織やいろいろな活動にかかわるたくさんの法を扱う科目です。社会で起こることのほとんどが行政と関連しているだけに、どんなことでも行政法のネタになり、すべてゼミで扱うテーマの候補になります。

最終的に論文(演習レポート)を執筆してもらう各々のテーマは、参加者とのゼミ時間内の話の中で決定していきます。ただ例年は、参加者の関心のあることを明確にする、またそのテーマについて検討するための基礎的な知識も身に付けるということで、まずは行政法にかかわる代表的な事件などについて発表と議論を行ってきています。発表の準備のために、附属図書館でのガイダンスを必ず受講します。

無断欠席厳禁、少人数なので居眠りは一発でばれる、など、通常の講義よりもしんどいことは間違いありませんが、その分だけ得るものも大きいと思います。

行政法ゼミ:笹岡 克比人 助教

■ゼミで取り組むテーマ
行政法でアカデミックに語ることができるテーマであれば、何でも取り組むことができます。例えば、科学技術の発展を担う国立研究開発法人の組織と機能、常に国民の関心が高い食品表示制度など、講義で用いられるテキストではほとんど触れられていないテーマも、このゼミではテーマとなり得ます。もしかしたら、新しい発見ができるかもしれません。これが、行政法の本当の面白さです。

■年間計画
前期は、行政法に関する各自の関心テーマを基本にグループを作り、関連する重要判例などを素材にゼミ報告を行います。後期は、夏休み中に各自が作成したレポートを基礎として、ゼミ報告と論文作成を行います。

■履修を考えている皆さんへ
知りたいことを調べて、言葉を紡ぎだすのは、楽しいことです。でも、それには、作法を心得えておく必要があります。真摯さと、ほんの少しの勇気をもって、参加してください。 そして、議論を通して紡ぎだした言葉によって、他者にどう貢献できるのかを、常に問いかけてください。この問いかけができることは、社会人としても大切です。社会に飛び立つ準備をしている皆さんにとって、このゼミが素養を高める契機となれば嬉しく思います。

租税法ゼミ:伊川 正樹 教授

法律学の中でもマイナーな科目の租税法ですが、税金は非常に身近な問題です。法律学としての税法学を、ディベートを通じて学ぶというのがこのゼミの特徴です。

ディベートは、あるテーマについて、自分の意見は別として、賛成・反対それぞれの立場に立って意見を主張しあう討論ゲームです。相手側の主張を聴いた上で、自分の主張を伝えるためには、議論の内容に応じて臨機応変に対応する能力が必要です。チーム内の問題意識を共有し、資料を調べて主張としてまとめ上げる作業を通じて、個々の力をチームとして結集することの重要性と難しさを学んでいます。

日頃の活動の成果を披露する機会として、毎年、大学対抗税法ディベート大会に参加し、他大学の学生と真剣勝負を行っています。こうした経験を通じて、論理的な思考力やコミュニケーション能力を身につけています。また、ゼミ対抗スポーツ大会でも毎年好成績を収め、文武両道を実践しているゼミです。

民法ゼミ:川元 主税 准教授

民法は、学ぶべき事柄がとても多い法分野です。洪水のように押し寄せる知識を覚えるのに精一杯で、それが何の役に立つのかぴんと来ないという人も多いでしょう。しかし、本来民法は、社会で生じる様々な紛争を合理的に解決するためのツールであるはずです。その使い方に習熟することは、より安全に、より自信をもって社会生活を送る力を身に付けることに他なりません。

このゼミでは、身近に起こりうる具体的なトラブル例を素材に、これまで蓄えてきた民法の知識を駆使して法的な解決とは何かを考えていきます。参加者どうしの活発な議論を通じて、筋道をたてて論理的に物事を考えることの大切さ、そして面白さを体感できるでしょう。1年間のゼミのなかで、学部の授業では関連性が見えなかった様々な制度や法理の有機的・体系的な結びつきを理解するとともに、それらを連動させて具体的な事例に適用し、合理的でバランスのとれた解決を探っていく能力を養ってほしいと思っています。

民事訴訟法ゼミ:前田 智彦 教授

民事訴訟法という科目では、民事訴訟(民事の裁判)の手続全般が対象になります。自分自身や家族が日常生活の中で経験するできごと(売買、交通事故、結婚、相続などなど)やビジネスに関する問題を幅広く扱う民法・商法といった民事実体法の科目に比べると、民事訴訟という日常生活から縁遠い、限られたできごとを扱う科目とも見えます。しかし、民事訴訟は民事実体法をめぐる争い全般を幅広く扱う手続です。民事訴訟法では、多種多様な争いをどのようなルールに従って扱うのが望ましいのかという、実践的な問題を考えます。

また、民事実体法の内容には、「証明責任の分配」など民事訴訟の中でどのように問題になるかを考えることで、よりよく理解できる内容が少なくありません。

そんな民事訴訟法の判例を読みながら、民事訴訟法を基本に立ち返って(ときには実体法と照らし合わせて)学び直し、きちんと理解しようというのが、このゼミです。学説上の争点を具体的な判例を通じて学び、「なぜ議論になるのか」という基本から理解することをめざします。

企業法ゼミ:長谷川 乃理 准教授

この企業法(商法・会社法)ゼミは、何だかカフェテリア形式で食事するのと似ています。カフェテリアでは、決まった定食があるわけではなく、自分がどのような目的で食事するのか(がっつり? ダイエット? )によってメニューを選択します。そのためには、そのメニューのカロリーや栄養素、以前食べた人の評判等をできるだけたくさん知っているととても役に立ちます。

ゼミで扱うテーマも、自分がどの立場に立つか(会社の顧問弁護士? 法務部の社員? 株主? 会社の大きさは? )によって、見方はがらりと変わります。ほぼ毎回、いくつかのグループに分かれて同じ演習課題(判例をもとにした事例問題、実際に会社で使用されている書類を使った問題など)に取り組んでみると、それぞれのグループのとった立場によって結論が異なります。お互いになぜそう考えたか、を議論するのが、難しくも楽しいのではないかと思っています。

政策過程論ゼミ:松本 俊太 教授

この演習は、「政策過程論」という小難しげな看板を掲げていますが、その内容はもっとシンプルで、「現代の政治の実態を知ること」です。ただし、それだけでは対象があまりに膨大ですので、毎年、ひとつのテーマを決めて、それについて深く学んでいます。例年、最初にそのテーマを扱った教科書を用いて学術的な基礎を学び、つづいて、応用編として、より具体的な問題を受講生全員と検討しています。これまで扱ったテーマは、「1990年代の日本政治」「政治経済学入門」「アメリカ政治と2008年大統領選挙」「政治心理学入門」「民主党政権下における政策決定過程」「政治学のリサーチ・デザイン」「アメリカ政治と選挙政治」です。

課外活動としては、年2~3回の飲み会、年1回の合宿・ゼミ対抗スポーツ大会への参加と、一通りのものは揃えていますが、さらに受講生の皆さんの希望があれば、ボウリングに行ったり、野球をしたりもしています。

政治思想史ゼミ:仁井田 崇 准教授

今の政治を成りたせている考え方―「民主主義」「自由」「秩序」など―が人々によってどのように捉えられてきたのか、そこにはどういう長所と短所があるのか、こういったことがらを考察するのが政治思想史という学問です。

この時重要になるのが、“常識を疑う”ということです。たとえば今からたった300年ほど前の世界では、君主が政治を行うというのが世の中の常識でした。民主主義という考え方のほうが非常識だったのです。

したがってこのゼミでは、常識を疑い、他人の考え方に安易に寄りかからず、“自分の頭で”ものを考えて議論するということに力を入れています。自分なりのことばで発言し、文章を書く練習をたくさん積んでもらうことになりますが、それによって、普段は意識することもない“政治の土台”が見えてくるようになるでしょう。

国際法ゼミ:佐藤 一義 教授

国際社会とは、国家により構成される社会です。その基本構造ゆえに、国際社会で起きる事件や事象について、我々の常識では理解しがたいことが多くあります。そこで、国際社会における「法の支配」という視点から、国際法を考察するのが本ゼミナールの目的です。例えば、国家間の約束である条約とは何でしょうか。あるいは、国際社会における基本的人権の保障、国際紛争の平和的解決等について検証してみたいと思います。そして、履修生各自の興味に従って学習した成果を、演習レポートとしてまとめることを最終目標とします。そのための資料収集等を通じて得られる、新しい知識の発見というプロセスを「楽しんで」ほしいと思います。

    

西洋法制史ゼミ:野上 博義 教授

「ノアの箱舟」ってどんな船? 「バベルの塔」って高いの? 「トロイの木馬」に乗ってみたい! 「アレクサンダー」かっこいい! 「カエサル」ってどんなおじさん? 「ポンペイ」には何が埋まっているの? 「ゲルマン人」何か怖そう! ―― ヨーロッパでは普通に語られるこれらのことがらについて、書物ではなく、映像を使って認識を広げることをテーマにしています。初めて聞くことばかりでしょうから、知ることが第一であり、必要なものは好奇心だけです。

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