学部・大学院大学生活の支援

指導教員制度

修学や学生生活全般にわたる助言と指導-

高校生から大学生になると、生活環境が大きく変わります。それにともなって、友人関係、クラブのこと、勉強のことなど高校の頃とは異なるいろいろの悩みが出てきます。これらの解決には、同世代の友人・先輩のアドバイスも力になりますが、経験豊かな年代の異なる世代の教員に相談することも、問題解決の上で有益です。
しかし大学では中学校や高校でのクラス(学級)に相当する集まりがなく、担任教員がいません。これに代わるのが指導教員制度です。入学時に1教員あたり5名程の学生が割り振られ、4年次に研究室に配属されるまで個別指導や相談窓口としての役割を果たします。入学時(新入生ミキサー)・1年生後期に加え、2年生前期、3年生前期の4回、薬学部内の公式行事として指導学生と教員が懇親を深めるとともに、悩み相談や生活・学習指導など、学生ごとの問題に応じた個別指導をする機会を設けています。またご父母からの相談窓口として、家庭と大学との連携をとる役割も担っています。研究室に配属後、その役割は研究室の教員にバトンタッチされ、卒業研究のこと、就職のことなど、指導の内容も変わっていきます。学生が有意義な学生生活を送るうえで大いに役に立っています。

新入生ミキサー

学生生活のはじまり

薬学部に入学して最初の学生生活は、伝統ある新入生ミキサーから始まります。教員、先輩学生を交え、1泊2日の交流会がおこなわれます。新入生ミキサーでは小グループに分かれて自己紹介ゲームや多彩なディスカッションがおこなれます。その他にも同窓会による新入生歓迎会や指導教員との懇談会をおこないます。ここで、3年生まで個別に指導を受ける指導教員と初めて顔を合わせ、学業や学生活動、興味関心がある話などを交え、指導学生との交流を深めます。

父母懇談会

大学と教育の現状を理解していただくために

学生と教員との意志の疎通をいっそう密なものにするためには、学生の父母に大学と教育の現状を理解していただく必要があります。それを目的として、薬学部では30年前から父母懇談会を開催してきました。毎年、8月、9月に全国4会場(名古屋・浜松・四日市・那覇)に教員が出向きます。薬学教育の現状や、学業面、学生生活、就職に関する全体説明会から始まり、ご子女の成績や勉学状況について指導教員と話し合う個人面談、そして父母相互間の交流を深める懇談会へと続きます。

詳細は、後援会だよりのページをご覧ください。

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