大学概要 【2017年度実施分】ロボットコンテスト参加を通じた高度メカトロニクス技術者育成教育

理工学部メカトロニクス工学科

No.14

実施責任者大原 賢一

本事業では,高度メカトロニクス技術者育成を目的として,ロボットコンテストを参加・入賞を目指した実践的な教育を実施する.この活動を通じて,学生同士,学生と教員,さらには,ロボットコンテストの参加により,国内外の他大学,企業との交流を通じたコミュニティを創成し,大学の通常のカリキュラムだけでは培うことのできない,広い視野を持つ技術者の育成を目指す.

活動報告8(1/29更新)

2018/01/29

■開催日時 2017年12月2日,3日
■開催場所 名古屋大学野依記念館

名古屋大学で開催のMAZEコンテストに参加した.MAZEコンテストは1991年より開催されている超小型のロボットを用いた大会であり,1cm四方のロボットを動かすカテゴリーをはじめに,4つのカテゴリから構成されるロボットコンテストである.今回,理工学部メカトロニクス工学科の学生を中心に16名がカテゴリ0,カテゴリ1,カテゴリ2に出場し,カテゴリ1において,メカトロニクス工学科の曽我佳紀君がベストエフォート賞を受賞しました.

  • カテゴリ0の競技に挑戦する様子 カテゴリ0の競技に挑戦する様子
  • カテゴリ1の競技に挑戦する様子 カテゴリ1の競技に挑戦する様子
カテゴリ2の競技に挑戦する様子 カテゴリ2の競技に挑戦する様子

ACTIVITY

活動報告1(8/24更新)

2017/08/24

 国際ナノ・マイクロアプリケーションコンテスト(i'CAN)は毎年開催され、世界各国を巡回します。MEMS (Micro Electro Mechanical Systems)技術を使ったセンサ・デバイスを活用し、新しいアプリケーションのアイデア、有用性、実現性を競う大会です。第8回i'CAN17の国内予選が4月16日(日)に仙台市で開催され、大学院生、大学生、高校生からなる、全15チームが参加しました。
 名城大学から3チーム、2年生が7名、M1が3名、合計10名の学生が初参加しました。午前は来客者への説明。午後は審査員を迎え、各チームがプレゼン、デモ、質疑応答を行いました。審査の結果、名城大チームMATが5位に入賞しました。新しい発想、具体化のレベル、発展性が評価されました。
 参加した名城大3チームは下記です。
・チーム名:HiM、「ハイエンドシーカー、High-end Seeker」、学生3名
  GPS+地磁気センサ+小型マイコンからなるデバイスとスマホをWiFi通信で連携させ、鬼と子にお互いの距離を知らせ、広範囲で動的な動きを可能とする、新規な宝探しゲームを提案。
・チーム名:Laboratory Liver、「わんこ爆走メーター、Bow-wow Roaring Meter」、学生4名
  3軸加速度センサ+3軸ジャイロセンサ+自作偏心モータ+小型マイコンからなるデバイスを愛犬のハーネスに装着し、犬のジャンプ高さ、走る速さ、活動量を測定し、愛犬の運動能力や健康状態を知る。犬の飛び出し等の急激な動きに対し、自動で動きを検知し、偏心モータによる強力な振動で犬へ警告を与え安全な散歩やしつけの補助が行えることを提案し、実演。
・チーム名:MAT、「侍書道、Samurai Calligraphy」、学生3名
LED+加速度センサを仕込んだ巨大筆とカメラにより、空中に巨大な筆で描いた動きをキャプチャーし、毛筆で書いたようにパソコン画面やスクリーンに実時間で映し出す、仮想書道の提案とデモ。書き始め、かすれ、とめ、落款などが書道感を高める効果を持つ。
 全順位:1位東北大2チーム、3位東北大+東北学院大、4位郡山北工業高校、5位名城大、奨励賞京都大、ポスタ賞郡山北工業高校
 初参加で入賞という良い結果が得られました。学生が自主的に提案、企画、行動、参加することで知識と技術の習得、仲間との連携、自分のアイデアの実現、発表能力の向上、更に他の学校との交流ができたことが大きな収穫となったと思います。

活動報告2(9/20更新)

2017/09/20

2017年5月3日〜5日に本学において開催されたロボカップジャパンオープンにおけるRobocup@Home Educationに参加しました.Robocup@Home Educationは教育用ロボットキットを用い,住環境における各種課題にチャレンジする競技です.本学からは2年生から4年生で構成されるチームが挑戦しました.結果は6チーム中5位というものでしたが,最終競技であるFinalにおけるプレゼンテーションでは,上位の点数を獲得することができました.

  • 競技前の準備の様子.問題が発生し,急いで解決策を模索しましたが,残念ながら,問題解決まで至りませんでした. 競技前の準備の様子.問題が発生し,急いで解決策を模索しましたが,残念ながら,問題解決まで至りませんでした.
  • レストラン競技の様子.注文をしたいお客さんの動きを検出しようとしています. レストラン競技の様子.注文をしたいお客さんの動きを検出しようとしています.
今回参加したメンバー全員の写真 今回参加したメンバー全員の写真

活動報告3(9/20更新)

2017/09/20

2017年9月3日に名古屋工学院専門学校で開催されたマイクロマウス中部地区初級者大会にメカトロニクス工学科1年生7名,2年生2名が参加しました.残念ながら入賞までは届きませんでしたが,9名中6名がゴールし,認定証をいただきました.

  • 競技会終了後,完走者全員で撮影 競技会終了後,完走者全員で撮影
  • 自身のロボットの走行を心配そうに見守っています. 自身のロボットの走行を心配そうに見守っています.
昨年度の本事業において設計したロボットのデビュー戦で,競技開始前に慎重に調整を行っている様子. 昨年度の本事業において設計したロボットのデビュー戦で,競技開始前に慎重に調整を行っている様子.

活動報告4(10/17更新)

2017/10/17

2017年9月30日に東京工芸大学厚木キャンパスで開催された第32回全日本学生マイクロマウス大会のマイクロマウスクラシック競技に理工学部メカトロニクス工学科の2名が出場しました.出走台数50台の中,ゴールまで完走できたマウスが半分も行かない中,1年生の川瀬晴義君のマウスは見事完走し,特別賞およびPi:Co杯優勝となりました.

  • 特別賞受賞後の川瀬君(左) 特別賞受賞後の川瀬君(左)
  • Pi:Co杯優勝の賞状と副賞の授与を受けた川瀬君(左) Pi:Co杯優勝の賞状と副賞の授与を受けた川瀬君(左)

活動報告5(12/12更新)

2017/12/12

2017年10月29日に名古屋工学院専門学校において開催されたマイクロマウス中部地区大会に本学理工学部メカトロニクス工学科の8名が参加しました.残念ながら,入賞までは届かなかったものの,全日本大会を意識した難しい迷路の中で,5名が完走しました.また,昨年度の本事業で活動した学生たちも応援に訪れました.

  • 参加学生と昨年度までの参加学生を含めた全体写真 参加学生と昨年度までの参加学生を含めた全体写真

活動報告6(12/12更新)

2017/12/12

2017年11月17日から19日まで芝浦工業大学芝浦キャンパスで開催された第38回全日本マイクロマウス大会に本学理工学部メカトロニクス工学科の4名がマイクロマウスクラシック競技フレッシュマンクラスに参加しました. 4名中2名が決勝に進出しましたが,残念ながら入賞までは届きませんでした.本学理工学部としては初の参戦でしたが,フレッシュマンクラス決勝進出および完走という形で終えることが出来,次年度以降につながる挑戦になったと感じています.

  • マイクロマウスクラシック競技フレッシュマンクラス決勝に挑戦する高瀬さん(メカトロニクス工学科1年) マイクロマウスクラシック競技フレッシュマンクラス決勝に挑戦する高瀬さん(メカトロニクス工学科1年)
  • 完走証を持つ学生たちとの集合写真 完走証を持つ学生たちとの集合写真

活動報告7(1/9更新)

2018/01/09

2017年12月20日,21日と仙台国際会議場で開催されたWRS Future Convenience Store Challenge(FCSC)トライアル大会に参加した.FCSCはコンビニを対象としたロボットコンテストであり,本学のチーム「MeiBlue」は陳列・廃棄競技に参加した.トレイに入った商品を取り出し,棚に陳列する陳列作業において,6つの商品の陳列を行うことができたものの,残りの商品の陳列や,廃棄商品の認識ができず,9チーム中5位という結果で大会を終えましたが,次年度のWRSのプレ大会に向けて良い経験となった.

  • 陳列作業に取り組んでいるチームMeiBlueのロボット 陳列作業に取り組んでいるチームMeiBlueのロボット
  • チームメンバーとロボット(WRS Future Convenience Store challengeの看板の前にて) チームメンバーとロボット(WRS Future Convenience Store challengeの看板の前にて)

活動報告8(1/29更新)

2018/01/29

■開催日時 2017年12月2日,3日
■開催場所 名古屋大学野依記念館

名古屋大学で開催のMAZEコンテストに参加した.MAZEコンテストは1991年より開催されている超小型のロボットを用いた大会であり,1cm四方のロボットを動かすカテゴリーをはじめに,4つのカテゴリから構成されるロボットコンテストである.今回,理工学部メカトロニクス工学科の学生を中心に16名がカテゴリ0,カテゴリ1,カテゴリ2に出場し,カテゴリ1において,メカトロニクス工学科の曽我佳紀君がベストエフォート賞を受賞しました.

  • カテゴリ0の競技に挑戦する様子 カテゴリ0の競技に挑戦する様子
  • カテゴリ1の競技に挑戦する様子 カテゴリ1の競技に挑戦する様子
カテゴリ2の競技に挑戦する様子 カテゴリ2の競技に挑戦する様子
  • 情報工学部始動
  • 社会連携センターPLAT
  • MS-26 学びのコミュニティ