大学概要 【2019年度実施分】学生同士の協同による学びのコミュニティの創生

薬学部

No.15

実施責任者飯田 耕太郎

 薬学の基盤となる基礎学力を補強するために学生同士が学び合う学習プログラムを導入し、授業時間外を活用して学びのコミュニティを創生する。学習プログラムは「事前学習」⇒「知識の確認」⇒「知識の応用」⇒「知識の補足」⇒「知識の補完」の5段階で進める。「事前学習」では、学習する前にPCやモバイル(スマホ)などICT(情報通信技術)を活用して演習問題を個別学習する。「知識の確認」は「事前学習」で学んだ知識がどの程度理解できているか確認するために個人テストをPCで受講する。個人テスト後、正答は公表せず直ちに2~3名でチームを組み、同じ問題に取組む。ディスカッションにより「知識の応用」を行い、協同で解答を導き出す。ディスカッションは学生同士の協同性を高め「事前学習」と「知識の確認」で得た知識の応用を促進する。ディスカッション後、解答を発表し、全員で答え合わせを行い、正答を確定する。低正答率問題は教員がフォローし、「知識の補足」を行う。学生は「知識の補足」で得た知識をもとに不正解であった問題の解説をレポートに記述することで「知識の補完」を行う。主体的学習(アクティブラーニング)を重視し、学生同士の協同による学びのコミュニティの創生を目指している。(参考文献:飯田耕太郎,名城大学教育年報,第13号,教育実践報告,27-33,2019.)

ACTIVITY

  • 情報工学部始動
  • 社会連携センターPLAT
  • MS-26 学びのコミュニティ