大学概要 【2019年度実施分】広げよう!活用しよう!学生とつくるTW75自習スペース~学内インターンシップ事始め~

学務センター

No.19

実施責任者山本 雄吾、氏田 稔

 本取り組みでは、学内インターンシップ学生と学務センター職員が協力し、学生の多様な学習スタイルに対応した多様な自習スペースを天白キャンパスのタワー75で提供し、学生の学びで満ちたキャンパスづくりを目指します。
 まずはじめに、学務センターで学内インターンシップ学生を募集し、自習室管理・運営業務に必要な接客マナーと調査スキルについて、参加学生に研修を行います。天白キャンパスタワー75の学部学生自習スペースを、インターンシップ学生が学部学生の多様な学習スタイルを正確に把握するために調査します。調査結果に基づき、インターンシップ学生と学務センター職員でチームを組み、自習スペースの利用環境(開室時間、提供サービス等)の改善を目指します。また、インターンシップ学生と学務センター職員が協力しながら、自習スペース利用促進や他の学内学習サービスの周知を図り、学生の学びの機会や場所を広げていきます。

学内インターンシップ生が学内自習振興策を提案!

2019/07/24

 前期の学内インターンシッププログラムは7月19日(金)に終了しました。この間、受講生10名は、研修やミーティングを経て、T803自習室の管理業務を経験しながら、学内自習環境の課題について考えてきました。
 7月4日(木)~11日(木)、各受講生が学務センター職員にT803自習室学生スタッフの最終報告として、自身が考える「学内自習振興策」を提案しました。最終報告は、事前に提出したレポートに基づき、5分間のプレゼンテーションで行いましたが、3分で終わってしまう学生や5分でも足りない学生がいるなど様々でした。
 学内自習振興策の内容は、T803自習室周知のためのポスター掲示やポータルサイトでの情報発信から、シラバスに授業アンケートの学生コメントをリンクすることまで、多岐にわたりました。その他の提案は、以下の通りです。

  • 学習仲間を募集する(電子)掲示板を適所に設置し、学生交流を図り、新しい学習コミュニティを形成し、学習する人や機会を増やす。名城アプリを利用するのもよい。
  • キャンパス学習施設マップや冊子を作成し、場所、サービス概要及びそこでの学習スタイルを周知する。
  • 情報センターの貸出PCサービスの周知,自習室にPC学習の専用席を設置する。
  • ポータルサイトで空き教室の確認ができるようにする。
  • そこへ行くと自習したくなる、やる気にさせる自習スペースを設置する。
  • 通いやすい自習室として、主要な講義棟(N,S,H)に自習室を設置する。
  • 申請すれば使える、マンスリー学生個人専用席を設置する。
  • 学生が使用済の教科書を寄付し、それらを置く本棚を設置する。
  • T803自習室に、利用者からの意見箱を設置する。

 学生達は、これらのアイディアを提案するまでに、天白キャンパスの学習施設調査、スタッフ・ミーティングでのディベートや業務日誌を通じた意見交換を行ってきました。学生からは、「大学のスタッフとして、学内施設の環境を考えることはよい経験となった」、「何人もの職員に自分の提案をほめてもらい、嬉しかった」といった声がありました。
 この学内インターンシップを終えた学生は、学生生活を充実させる次のチャレンジ(インターンシップ、アルバイト、資格試験、留学など)への心の準備が整ったようです。

             最終発表をする受講生              最終発表をする受講生

ACTIVITY

自習室学生スタッフがトレーニングを受けました。

2019/06/11

 現在10名の学内インターンシップ学生が、タワー75の8F・803自習室スタッフとして勤務しています。今回、自習室スタッフの実務トレーニングについて、学務センターから報告します。
 自習室は月曜日から金曜日の8時30分から19時まで開室しています。そのため、学生スタッフは朝当番(8時30分から10時30分まで)と夕当番(17時から19時まで)に分かれて勤務しています。
 勤務初日にあたる5月13日(月)~17日(金)の朝または夕について、アルバイトガイダンスを実施しました。ガイダンスでは、業務内容、仕事の具体的な進め方とともに、ユニフォーム(エプロン)の着衣チェック、あいさつの練習を行いました。
 職場で初めてあった方へのあいさつとして、はじめに腰から上を30度曲げる礼の後、「自習室スタッフの○○です。本日から勤務します。△△さん、よろしくお願いいたします。」と、相手の目を見てはっきりと声を出す練習しました。背を伸ばして礼をすることは、思いの外難しく、2から2.5メートル先を見て、腰から上を曲げることで姿勢を安定しました。
 その他、雇用通知書、出勤簿、遅刻や欠席の連絡、職場での報告・連絡・相談について、学務センター職員から説明を受けました。
 学生スタッフは、職員と1対1で約30分間のガイダンスを受け、アルバイトも大学スタッフの構成員である自覚、利用者が自習室で快適に過ごせるように常に気を配ることをしっかりと認識しました。

  • 朝 業務日誌を記入する学生スタッフ 朝 業務日誌を記入する学生スタッフ
  • 初めて会う職場の方への礼 初めて会う職場の方への礼

学内インターンシップで受講生が三角ロジックに挑戦。

2019/06/19

 学内インターンシッププログラムは、この前期で5回目(半期)の取り組みとなりました。現在、10名の学生がこのプログラムを受講しています。今期、彼らは4月23日(火)から6月11日(火)の間、毎週火曜日の昼休み30分間を8回、研修やスタッフ・ミーティングで「ロジカル・コミュニケーション」を学び、実践しました。
 今までのプログラムのうち、毎回学生の満足度が高かったのは、「コミュニケーション研修」です。特に、「わかりやすい話し方」のスキルを活用すると、話すことが整理され、しっかりと伝わる、という感想が数多くありました。また、多くの学生から様々な場面でスムーズに話せるようになりたいという声もありました。そこで、今回は一歩進めた「論理的に話す」をテーマとしています。具体的には、三角ロジック(主張、事実、理由づけ)を用いて主張することを学んでいます。学生は研修で三角ロジックを練習した後、ミーティングのディベート(簡易版)で三角ロジックを活用することに挑戦しました。ディベートのテーマは「本学学生は学内自習すべし」とし、肯定派と否定派に分かれて議論しました。
 学生は、学内学習施設(学習サポートルーム、グローバルプラザ、附属図書館)調査を行っており、その施設を利用するメリットとデメリットを事前に検討していました。そのため、議論では経験や事実に基づく主張がややできていたようです。
 今回のディベートの体験から、自分の考えと異なる立場で主張することの難しさと気づき、三角ロジックで説得力を高めることの面白さ、といった学びが学生にありました。

  • ディベートの練習に取り組む学生たち ディベートの練習に取り組む学生たち
  • 審判役の学生がディベートの勝敗を説明する 審判役の学生がディベートの勝敗を説明する

学内インターンシップ生が学内自習振興策を提案!

2019/07/24

 前期の学内インターンシッププログラムは7月19日(金)に終了しました。この間、受講生10名は、研修やミーティングを経て、T803自習室の管理業務を経験しながら、学内自習環境の課題について考えてきました。
 7月4日(木)~11日(木)、各受講生が学務センター職員にT803自習室学生スタッフの最終報告として、自身が考える「学内自習振興策」を提案しました。最終報告は、事前に提出したレポートに基づき、5分間のプレゼンテーションで行いましたが、3分で終わってしまう学生や5分でも足りない学生がいるなど様々でした。
 学内自習振興策の内容は、T803自習室周知のためのポスター掲示やポータルサイトでの情報発信から、シラバスに授業アンケートの学生コメントをリンクすることまで、多岐にわたりました。その他の提案は、以下の通りです。

  • 学習仲間を募集する(電子)掲示板を適所に設置し、学生交流を図り、新しい学習コミュニティを形成し、学習する人や機会を増やす。名城アプリを利用するのもよい。
  • キャンパス学習施設マップや冊子を作成し、場所、サービス概要及びそこでの学習スタイルを周知する。
  • 情報センターの貸出PCサービスの周知,自習室にPC学習の専用席を設置する。
  • ポータルサイトで空き教室の確認ができるようにする。
  • そこへ行くと自習したくなる、やる気にさせる自習スペースを設置する。
  • 通いやすい自習室として、主要な講義棟(N,S,H)に自習室を設置する。
  • 申請すれば使える、マンスリー学生個人専用席を設置する。
  • 学生が使用済の教科書を寄付し、それらを置く本棚を設置する。
  • T803自習室に、利用者からの意見箱を設置する。

 学生達は、これらのアイディアを提案するまでに、天白キャンパスの学習施設調査、スタッフ・ミーティングでのディベートや業務日誌を通じた意見交換を行ってきました。学生からは、「大学のスタッフとして、学内施設の環境を考えることはよい経験となった」、「何人もの職員に自分の提案をほめてもらい、嬉しかった」といった声がありました。
 この学内インターンシップを終えた学生は、学生生活を充実させる次のチャレンジ(インターンシップ、アルバイト、資格試験、留学など)への心の準備が整ったようです。

             最終発表をする受講生              最終発表をする受講生
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