ブックタイトル2021名城要覧

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概要

2021名城要覧

海外との知的交流のもとに、高度な専門知識を修得● 修士課程/法律学専攻● 博士後期課程/法律学専攻法学研究科本研究科ではセメスター制度を採用し、大学院生の多様な研究目的に対応できる、幅広く高度な専門知識を修得可能な授業科目を配置しています。また、修士課程1年生から指導教員を決定し、研究上のきめ細かい指導が行えるような体制を整えています。さらにハワイ大学ロースクールや中国の清華大学、韓国の高麗大学校等との間に学術交流協定を締結し、定期的に研究者を招聘しています。また、税理士志望者や実務界からのニーズに対応するために、2020年度から「租税法学」を専修分野として新設するとともに科目の充実を図りました。なお、この地区の愛知学院大学・中京大学・名古屋経済大学・南山大学の各大学院法学研究科とは単位互換協定を締結しています。また、言葉のハンディを克服して博士後期課程をめざす外国人留学生も多く、日本人学生に大きな刺激を与えています。経営のグローバル化に対応する2つのコースを設置● 修士課程/経営学専攻● 博士後期課程/経営学専攻経営学研究科本研究科では、「経営学・ものづくりシステムコース」、「会計学・ファイナンスコース」の2コース制を導入。経済、経営のグローバル化に対応しうる高度専門職業人の養成をめざしています。「ものづくり」関連科目においては、わが国製造業の第一線企業の実務家等を講師に招き、産学協同、文理融合型の特色ある実践的教育・研究を進めています。企業から派遣されている社会人学生は、職場に根ざした問題の解決策をまとめ、高い評価を得ています。また、学部卒業生や外国人留学生のみならず、社会人にも広く門戸を開放し、関連資格の取得をめざす者への支援も行っています。経済理論と現実社会との接点を考察● 修士課程/経済学専攻● 博士後期課程/経済学専攻経済学研究科経済社会の発展に寄与できる高度職業人の育成を目的とし、経済理論、財政政策、金融政策、国際経済、アジア経済、環境経済、現代企業、地域産業政策などに関する科目を多彩に開講しています。大学院生は、「理論経済・経済史分野」「経済政策分野」「現代産業構造分野」の三つの専修分野の中から一つの専修分野を定め、指導教員のもとで研究論文の作成をめざします。また、学部卒業生や外国人留学生のみならず、社会人にも広く門戸を開放し、関連資格の取得をめざす方への支援も行っています。高次の実践力と創造的な知見を備えた人材を養成● 修士課程/人間学専攻人間学研究科本研究科は、人間に関するテーマを探究・展開できる研究能力とともに、総合的で柔軟な判断力、多元的・複雑化した社会で求められるコミュニケーション能力、高い公共性と倫理性を備えた人材を養成することを目的として開設されました。1990年代以降、急速に進んだグローバル化の中で、さまざまなカタチで顕在化してきた課題に対して、「現実を踏まえ粘り強く交渉する能力」「意見の対立を調停する能力」「新しく、独創性のある発想を伴った創造力」を持つ人材を育て、経済格差のひろがり、民族間・宗教間対立の深刻化、止まらない環境破壊など、人間の抱える課題の解決をめざします。サービスサイエンスを志向するアーバンサイエンス● 修士課程/都市情報学専攻● 博士後期課程/都市情報学専攻都市情報学研究科政策や商品等の付加価値を高めるものとして欠かせないサービスは、これまで感覚や経験に頼って提供されてきました。このサービスをさまざまな視点から科学し、新たな価値を創造しようとするのが『サービスサイエンス』です。本研究科では「社会システム学専修分野」と「都市創造学専修分野」の両分野で、サービスを民と公の立場で設計・評価するため、サービスサイエンスの総論や関連する地域連携の手法を修得するのに必要な科目を導入しています。これらの科目には、地方自治体や企業との連携を通じた実務者による講義などを含み、地域におけるサービスサイエンス研究・教育の拠点形成をめざします。15大学院紹介