ブックタイトル2021名城要覧

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概要

2021名城要覧

学校法人名城大学の基本戦略 本法人は、1926年開設の名古屋高等理工科講習所を源流とし、歴史と伝統に輝く中部地区屈指の教育機関として、これまでに20万人を超える卒業生を輩出してまいりました。 また本法人の立学の精神である「穏健中正で実行力に富み、国家、社会の信頼に値する人材を育成する」のもと、「実学」を重視した教育・研究を展開しています。その結果、本学の卒業生について経営者の皆様から、「実務処理能力に秀れており、困難に直面しても屈しない」と高い評価をいただいております。 今日の社会は、グローバル化、少子高齢化、ロボットやA(I 人工知能)の台頭、産業・就業構造の変容、更には新型コロナウイルス感染症の世界的流行により、人々の暮らしや働き方に大きな変化が生じ、これまでの常識が通用しない、将来予測が困難な時代を迎えています。このような時代には、どのような困難に直面してもくじけず、「先見性、多様性、専門性を身に着けた実行力・実現力」のある人材が必要不可欠であります。 名城大学および名城大学附属高等学校は、社会からの期待に応え、新たな時代を担う人材を育成するために、創設以来の歴史と伝統を受け継ぎ、さらなる成長を目指してまいります。今後とも皆さまのご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。「生涯学びを楽しむ」という言葉は、すべての学生・生徒が本学の教育によって「学ぶ楽しさ」に気づき、卒業・修了後も、それぞれの多彩なコミュニティの中で、さまざまな人や文化と出会い、人生を楽しみながら生涯学び続けてほしいという願いを込めました。また、教職員に対しても、「学ぶ楽しさ」「教える楽しさ」「仕事の楽しさ」を実感し、有意義な日々を送ってほしいというメッセージが込められています。本学では、2015年度から、開学100周年にあたる2026年を目標年とする新たな戦略プラン「Meijo Strategy-2026」【通称:MS-26】を推進しています。2026年は、本法人の礎となる「名古屋高等理工科講習所」の開設から100年という節目の年になります。MS-26に掲げるビジョンは、本学の志であり、学生・生徒が卒業・修了後に本学を卒業・修了して良かったと思える大学・高等学校づくりをめざします。MS-26 生涯学びを楽しむEnjoy Learning for Life共有する価値観(VALUE)学校法人名城大学 理事長 立花 貞司大阪府出身。京都大学法学部卒業。トヨタ自動車工業株式会社(現 トヨタ自動車株式会社)入社、取締役などを歴任後、トヨタホーム株式会社取締役社長に就任(兼任)。その後、トヨタ自動車株式会社専務取締役、トヨタホーム株式会社取締役会長、ミサワホーム株式会社取締役会長、名古屋商工会議所副会頭、愛知県公安委員会委員などを歴任。2017年7月から本学理事を務め、18年7月に理事長就任。13年国土交通大臣表彰、15年藍綬褒章。名古屋市経営アドバイザーを現任。3本学のビジョン