名城大学通信 43 [2012 winter]

名城大学通信 43 [2012 winter] page 11/40

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訪れた被災者宅で、周辺で実った麦の穂を見せてもらう柄谷准教授)(7月15日、陸前高田市で)腕にブルーのバンダナを巻きつけて瓦礫撤去の作業に取り組んだ学生たち(6月3日)堀籠さんが撮影した気仙沼の夜空を焦がす炎。....

訪れた被災者宅で、周辺で実った麦の穂を見せてもらう柄谷准教授)(7月15日、陸前高田市で)腕にブルーのバンダナを巻きつけて瓦礫撤去の作業に取り組んだ学生たち(6月3日)堀籠さんが撮影した気仙沼の夜空を焦がす炎。手前の住宅屋根の上には雪が積もっています(3月11日夜)第回津波で街が消えた2001年法学部法学科卒藤井寛輝さん都市情報学部柄谷友香准教授岩手県陸前高田市内は土台だけを残した更地が広がり、廃墟と化したコンクリートの建物が無残な姿をさらしていました。岩手銀行高田支店で勤務中だった藤井さんもかろうじて津波から逃れました。岩手県で最大規模の被害が出た陸前高田市では都市情報学部の柄谷准教授が、被災住民たちの中にボランティアとして飛び込み、被災者たちに寄り添いながら、生活再建の課題を探っていました。(2011.9.15)第回学生たちは絆を見つけた大島でのボランティアに参加した学生たち名城大学からの第1回ボランティア活動に参加した学生30人(うち女子4人)は6月3、4日の2日間、6人の教職員とともに気仙沼市大島で瓦礫撤去などの活動に汗を流しました。全員の腕にはブルー地の布に「絆」と書き込まれたバンダナが巻かれていました。(2011.9.8)第回津波は白い煙とともに迫ってきた1981年理工学部土木工学科卒広瀬宜則さん1964年理工学部建築学科卒堀籠正生さん全国有数の漁業基地である宮城県気仙沼市。同市建設部課長の広瀬さんは開会中の市議会での答弁用資料を整え、議会に向かおうとした時、大地震に遭遇しました。災害対策本部の無線で、孤立し、火の海に包まれた大島の人たちの悲鳴を聞きながらひたすら無事を祈り続けました。(2011.8.30)名城大学校友会東北支部のみなさん第回福島からの再起1972年法学部法学科卒佐藤芳男さん仙台駅からJR常磐線の電車や代行バスを乗り継いで訪れた福島県相馬市。元相馬市職員の佐藤さんは、津波による被害に追い打ちをかけた東京電力福島第一原子力発電所事故による恐怖と不安の中で、同県沿岸部の浜通りの人たちがどう困難に立ち向かったか、心境を語ってくれました。(2011.11.11)第回杜の都に集う女子駅伝部関係者と選手たち校友会東北支部の卒業生たち小林明発副学長復興への願いを込めて杜の都を駆け抜けた女子駅伝部の6人。一時は2位に踊り出るなど大健闘の末、5年連続3位を勝ち取り、応援のために集まった卒業生たちや大学関係者を沸かせました。そして、新たな絆の物語もたくさん生まれました。(2011.11.2)第回杜の都へ女子駅伝部関係者と選手たち校友会東北支部の卒業生たち10月23日開催の第29回全日本大学女子駅伝対校選手権大会(杜の都駅伝)。女子駅伝部の選手たちは大震災に見舞われた年であるからこそ、杜の都を走ることに特別な思いを寄せていました。全国から応援に駆け付ける卒業生や大学関係者を迎える校友会東北支部の関係者も思いは同じでした。(2011.10.18)港につながれた漁船を背に出漁できない漁師のつらさを語る佐藤さん(10月24日、福島県相馬市で)走り終えた選手たちの健闘をたたえる卒業生たち(10月23日、仙台市役所前の市民広場で)「杜の都」へ大詰めの練習に励む女子駅伝部(10月13日、名城大学第2グラウンドで)10 43