名城大学通信 43 [2012 winter]

名城大学通信 43 [2012 winter] page 17/40

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法学部法学科1年の杉山大祐さんが、2011年10月9日に神戸市で行われた「第8回津軽三味線全国大会inKOBE」の一般の部で、1位にあたる文部科学大臣賞を獲得しました。この大会は、阪神淡路大震災からの復興と鎮魂を願っ....

法学部法学科1年の杉山大祐さんが、2011年10月9日に神戸市で行われた「第8回津軽三味線全国大会inKOBE」の一般の部で、1位にあたる文部科学大臣賞を獲得しました。この大会は、阪神淡路大震災からの復興と鎮魂を願って始まったもので、今年は東日本大震災からの復興と鎮魂の願いも込めて行われました。杉山さんは、日進西高校時代にも同大会の中・高生の部で2位にあたる兵庫県知事賞を獲得しています。今回、一般の部初出場にして、予選を勝ち抜いた50人の中から一気に頂点に上り詰めました。杉山さんが津軽三味線を始めたのは小学校4年生の時。当時注目され始めた津軽三味線の人気デュオ「吉田兄弟」に憧れたことがきっかけとなり、母親に探してもらった民謡教室で習い始めました。最近では練習時間があまりとれないものの、それでもほぼ毎日、1時間は練習を行うよう心掛けています。また、盆踊りや老人会などで演奏を行うなど、以前から腕前を披露する機会は多いとのこと。「人前に出て演奏するのは勉強になります。プロになって三味線だけで生計を立てていくのは難しいかもしれませんが、これからも演奏活動は続けていきたい」と語りました。杉山さんは2010年5月の第29回津軽三味線全国大会B級(4年以上の経験者)や2011年7月に行われた第5回全日本津軽三味線競技会名古屋大会でも一般男子の部でそれぞれ優勝するなど、全国大会で輝かしい成績を次々と残しています。今後の杉山さんの活躍にますます目が離せません。文部科学大臣賞のトロフィーと賞状を持って中根敏晴学長を表敬訪問チャリティーラン(14ページ参照)で凱旋演奏した杉山さん16 43