名城大学通信 43 [2012 winter]

名城大学通信 43 [2012 winter] page 18/40

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NHK「めざせ!会社の星」収録風景※記事はP18写真提供:NHK名古屋放送局教育・研究からイベントまで、名城大学のさまざまなニュースをピックアップ。RESERCH「岩手ネットワークシステム産学官連携交流会in名古屋」を開....

NHK「めざせ!会社の星」収録風景※記事はP18写真提供:NHK名古屋放送局教育・研究からイベントまで、名城大学のさまざまなニュースをピックアップ。RESERCH「岩手ネットワークシステム産学官連携交流会in名古屋」を開催名城大学地域産業集積研究所、岩手ネットワークシステム(INS)、岩手大学地域連携推進センターの3者主催による「INS産学官連携交流会in名古屋」が11月5日、名城大学名駅サテライトで開催されました。INSは岩手県内の科学技術や研究開発に関わる産学官の交流の場として1992年に発足。岩手大学が中心となり、地域企業との共同研究を積極的にコーディネートし、2003年には経済産業大臣賞を受賞するなど、その活動が全国から注目されています。交流会には愛知、岩手両県の産学官の関係者ら約50人が参加。名城大学からは中根敏晴学長、小林明発、森川章副学長、地域産業集積研究所の渡辺俊三所長(経済学部長)をはじめとする関係教員らが出席しました。ホスト側主催者として中根学長が「岩手県は今回の震災で大変な被害を受けました。私も宮城県気仙沼市を訪れ、その惨状を見てきましたが、復興のためには息の長い支援を続けていかなければならないということを実感しました。本日はINSの産学官連携でのフットワークの良さを大いに学ばせていただきたいと思います」とあいさつ。岩手大学理事の岩渕明副学長は、「岩手大学では10月、復興支援から復興推進の段階に入った」と震災に対する取り組みを紹介した上で、「本日は、復興に取り組む岩手県が自動車産業の集積地として生き残っていくためにも中京地区のモノづくりについて情報を取り込み、意見交換させてもらいたい」とあいさつ。経営学部の田中武憲教授、経済学部の渋井康弘教授や岩手大学の教員、愛知、岩手の産業界、行政関係者らが中京地区と復興を目指す岩手県との交流の意義などを訴えました。交流会後には懇親会も開かれました。地域産業集積研究所は今後もINSと連携し、調査・研究活動を通じて、岩手県など被災地の復興支援に取り組んでいくことにしています。EDUCATION薬学研究科薬学専攻博士課程が4月誕生本学は大学院薬学研究科薬学専攻博士課程の認可申請を行い、2012年4月、誕生することになりました。同研究科は、入学定員4人、4年間の博士課程です。薬学のスペシャリストを養成すべく、「環境衛生科学」「医療情報科学」「病態解析科学」「薬物治療科学」「薬物動態科学」の5つの専修分野で構成されます。基礎となる薬学部(薬学科)が、6年制に移行してから初めてとなる卒業生を2012年3月に輩出します。薬学部および薬学研究科は次世代に向けて活躍する、新しい薬剤師の養成を目指し、さらに発展し続けます。EDUCATION新司法試験に7人が合格9月8日に、平成23年新司法試験の結果が発表され、本学法務研究科から7人が合格しました。本年の新司法試験は、合格率が過去最低の23.5%と厳しさが増し、愛知県内各大学ともに減少傾向となりました。そのような状況の中、本学からは7人が合格し、10月5日に平成22年度修了の増田泰宏さん、早瀬久雄さん、泉温子さん、岩田祐志さん、青木精一朗さんの5人の合格者と中根敏晴学長、小林明発、森川章副学長、篠田四郎法務研究科長とで懇談会が行われました。中根学長が学生当時の話や今後について質問をすると、合格者は苦労話や今後の抱負を語りました。また、篠田研究科長は合格者に対して、これから法曹人として積極的に仕事の幅を拡げて欲しいと熱いエールを送りました。合格者はこれから1年間、実務を学ぶ司法修習に入ります。皆さんの今後の活躍が期待されます。懇談会に参加した皆さん。今後の活躍が期待されます4317