名城大学通信 43 [2012 winter]

名城大学通信 43 [2012 winter] page 7/40

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そうした「絆」が紡ぐ物語です。「名城大学きずな物語」東日本大震災編―は、―昨年8月から名城大学ホームページ上で連載中の名城大学に関わる人と人との絆が見えてきました。支援活動を通じて、これまで気づかなか....

そうした「絆」が紡ぐ物語です。「名城大学きずな物語」東日本大震災編―は、―昨年8月から名城大学ホームページ上で連載中の名城大学に関わる人と人との絆が見えてきました。支援活動を通じて、これまで気づかなかった心のこもった支援活動が活発に展開されました。校友会でも東北支部を中心に被災した卒業生たちへ、現地でのボランティア活動、大学としての教育、研究支援。被災地での清掃活動などに必要なタオル集めや全学あげての義援金集め、学生たちが中心となっての取り組みが繰り広げられてきました。東日本大震災復興支援では名城大学でもさまざまな絆が紡ぐ物語東日本大震災で見えた本学に「Kazumi」さんという女性から「感謝!」というタイトルのメールが飛び込んできました。涙Kazumiさんは第6回「命を救った決断」を読んでいました。Kazumiさんから届いたメール《原文まま》で読んだ物語きずな物語を読ませていただきました。このメールを打ちながらも涙が止まりません。私は石巻みづほ第二幼稚園の在籍園児の母です。園の近くに住んでいました。大震災のあの日、あの津波が間違いであってほしいとどれだけ思ったことでしょうか。幼稚園での避難方法など、詳しい事までは分かりませんでした。第6回・命を救った決断を読み詳細を知りました。園児も先生方、保護者の方も言い表せないほどの恐怖を感じたと思います。その状況が思い浮かびます。園長先生のあの決断がなければ悲しい結末があったのかもしれません。きずな物語を書いて頂き、本当にありがとうございました。正直、私と名城大学との接点はありません。でもこれをきっかけに知ることが出来ました。支援物資やボランティア活動。私達被災者にとってはありがたい事です。私達、被災者はたくさんの方々のご支援により今日まで生きる事が出来ました。そして、これからも感謝の気持ちを忘れずに一歩一歩進んで行きたいと思います。お礼の言葉をお伝えしたく、メールをさせて頂きました。ありがとうございました。06 43