名城大学通信 44 [2012 summer]

名城大学通信 44 [2012 summer] page 3/44

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ん。名城大学ではどんな授業がに顕著に表れている格差社会にではありませんでした。自ら考え、まだ戸惑っているのかも知れませ―入学式での祝辞では「若年層てハンコを押していたら済む時代ません。このタイミングの....

ん。名城大学ではどんな授業がに顕著に表れている格差社会にではありませんでした。自ら考え、まだ戸惑っているのかも知れませ―入学式での祝辞では「若年層てハンコを押していたら済む時代ません。このタイミングの違いに次々に起こりました。机に向かっ育っていくのを見極めねばなり能力を磨いてほしい毎日、経験したことのないことが国や企業から信頼される人材に独創的なアイデアを出す銀行の〝最後の頭取?でしたが、す。そして、長い時間をかけて、メガバンク再編の時代、私は東海大学は4年かけて人材を育てまスレスレとなりました。り、特に若年層に強く出ています。役員も1年交代が主流ですが、質問が止まらず、飛行機の時間進国では軒並み顕著になっておと四半期ごとの決算報告があり、剣でした。ホーチミン大学の時は、グローバル時代からくるもので、先れているように感じます。企業だましたが、学生たちの姿勢は真崩壊後の低成長時代、あるいは企業に比べて、時がゆっくり流タイ、ベトナムの大学でも話をし格差社会の拡大は、バブル経済お聞かせください。をさせてもらったことがあります。れました。大学経営の立場となっての感想をテーマで国内外の4大学でお話能力が求められている」と述べら界の激動期を体験した立場から日本の銀行経営について」などのるコミュニケーション能力の3つの―メガバンクへの再編という銀行は、銀行時代、「バブルの崩壊と考えや主張を明確に他人に伝えせてもらおうと思っています。私なアイデアを出す能力③自分の受講してみたいたくて、全学部の授業をのぞか分野でも恐れることなく独創的各学部の授業をで授業に臨んでいるのかを知り道を立てて考える能力②未知の授業の様子を知るために行われ、学生たちはどんな姿勢打ち勝つためには①論理的な筋聞く理事長に学生たちはどんな心構えで臨むべるほど厳しい状況が続いています。にとっては、超氷河期とも言われ―就職活動と向き合う学生たち蓄積されない知恵は体験からしか出がベースになっています。の激動の時代に立ち向かった思いで新入生たちに訴えたことも、あたのだと改めて思います。入学式それほど苦しい、激動の時代だっ会の沈滞につながっていきました。受け、「失われた20年」という社壊後、金融機関は大きな打撃をものでした。結果として、バブル崩く。筋書きのないドラマのようないろんな人と接触して意見を聞ります。が前へ前へと進んでいくことになであり、それによって、人格形成わば、社会生活を生き抜く知恵ン能力も必要です。これらは言シップも必要だし、コミュニケーショ緒に動くわけですからリーダー聞きます。部活動では仲間と一は何に所属していましたか」とん。企業面接ではよく、「部活動験しないと蓄積されていきませして触れ合いを楽しむとか、体接触して教えを乞うとか、旅をな本を読むとか、いろんな人と識と違って、知恵は、自分で好きできた学生です。勉強で学ぶ知だけではなく、知恵も一緒に学ん企業が求める学生とは、知識きでしょう。おがさわらひでお小笠原日出男理事長1938年7月、高知市生まれ。1962年3月、東京大学経済学部卒。同年4月、東海銀行入行。1998年4月、取締役頭取に就任。2002年1月、東海銀行と三和銀行の合併により誕生したUFJ銀行取締役会長。2006年1月、東京三菱銀行とUFJ銀行の合併で誕生した三菱東京UFJ銀行名誉顧問。2004年7月、名城大学理事、2 012年1月、同理事長に就任。任期は2016年1月までの4年間。中部経済連合会顧問、名古屋商工会議所参与など役職多数。02 44