名城大学通信 46 [2013 summer] page 21/44

名城大学通信 46 [2013 summer]

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名城大学通信 46 [2013 summer]

東海地区最大の学生数を誇る名城大学。卒業生、保護者ら総勢3000人が参加する卒業式と、新入生、保護者ら総勢5000人を超える関係者が集う入学式は大学のメーンイベントです。卒業生や新入生はこの日から、それぞれの思いを膨らませて社会や学生生活への一歩を踏み出します。そんな卒業式や入学式を、参加者が感動し、深く心に刻まれるイベントにできないか。そんな思いから取り組みが始まりました。それが「卒業式・入学式プロジェクト」です。このプロジェクトがスタートするきっかけとなったのが、2011年12月に行われた若手職員研修でした。学長、副学長らに対して行った若手職員たちの業務に関するプレゼンテーションが大学幹部の心に響いたのです。中根敏晴学長が「在学生と共に何か新しいものを創造したい」と応じたことで、プロジェクトが動き出しました。早速、部署を超えて集まった13人の職員チームによる第一期「卒業式・入学式プロジェクト」が発足しました。2012年3月の卒業式では、学歌斉唱時に学生生活の思い出を振り返れる映像が流されました。2012年度となった4月の入学式では在学生による歓迎セレモニーを初開催。100人を超える体育会所属クラブの学生らがユニフォーム姿で会場に登場し、祝福と激励のエールを送りました。二期目の2013年は、12人の職員に在学生15人のメンバーが加わり、職員と在学生という新たな形でプロジェクトチームが始動。卒業式では第一期と同様に職員制作の思い出映像を流し、学生たちにとって身近な存在だった食堂スタッフの方々や教職員から祝福と激励のメッセージが卒業生へ送られました。「入学式はこれから始まる学生生活を充実させるきっかけとなり、卒業式では母校での思い出をしっかり心に刻んでもらいたかった」。第二期プロジェクト職員チームリーダーの小川喜弘さん(経営本部総務部)はそう振り返ります。名城大学は文理融合型の総合大学として、約1万6000人の学生が在籍。正課講義はもちろんのこと、130を超えるクラブ・サークルなどの課外活動や留学制度も充実するなど、学生にとって、多様な活躍のフィールドが用意されています。しかし、新入生がチャレンジしなくては何も始まりません。もちろん、途中であきらめてしまっても。学生生活では、自分で作ってしまいがちな”枠“を超えて、さまざまなことに挑んでほしい。例えば、「自分という枠」、「国境という枠」を超えて。”枠“を超えた挑戦の中から新たな可能性を見出し、充実した学生生活につなげてほしい―。そうした願いから、第二期プロジェクトのコアコンセプトは「枠を超えて、可能性をつかめ」に決定しました。総合大学の学生がんのこと、ークルなど実するな躍のフィーしかし、新何も始まあきらめてしまいがまなことにという枠」、枠“を超能性を見なげてほ第二期プ期ロを超え超て、した。た「枠を超えて可能性をつかめ」昼夜を問わず続けられたプロジェクトメンバーの議論。「新入生には学生生活の中で新しい可能性へと恐れずに挑戦してもらいたい」。その思いはみんな同じでしたプロジェクトチームの挑戦2013年入学式プロジェクトクトチームの挑戦チームの「門出になる式を、深く心に刻まれるイベントにできないか」すべてはこの思いから20 46