名城大学通信 46 [2013 summer] page 33/44

名城大学通信 46 [2013 summer]

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名城大学通信 46 [2013 summer]

2012年度事業報告Ⅰ2012年度以降の重要課題の進捗状況1.名城大学における全学的重要課題(1)学士課程教育の質的発展を目指して●教養教育の在り方について「教養教育コア・カリキュラム等策定委員会」にて審議を重ね、今後の方向性を明確にし、各学部の教養教育時間割編成及び各学部と各センター等間の調整の支援並びに全学的な協力体制の構築を目的とする「教養教育科目調整委員会」を設置した。(2)新学部の設置●2016年4月の「外国語学部」の設置に向けて、人材養成像、理念、ポリシー、教育課程等の検討を進めた。(3)教育の国際化の促進●教育の国際化をテーマに検討を進め、「名城大学教育国際化戦略プラン」を策定し、戦略プランを推進するための組織体制の整備に向け、準備を進めた。(4)教職協働体制の確立●2012年度は、具体的な取り組みを進めることはできなかった。2013年度以降、本学における「教職協働」を定義づけ、具体的に取り組んでいく予定である。(5)キャンパス全体の整備●名古屋市東区のナゴヤドーム前に新キャンパス用地(18,000㎡)を取得した。●天白キャンパスに研究実験棟Ⅱ、八事キャンパスに八事新2号館が竣工した。2.名城大学附属高等学校における重要課題(1)後期中等教育の質的発展を目指して(2)高大連携体制の充実●附属高等学校の高校運営委員を担当者として、2015年度までの年次ごとの検討課題を策定し検討を進めた。(3)適正規模の確定と運営●「附属高等学校将来構想検討部会」を設置し、適正規模を明示する前段として、将来像及び財務について検討を進めた。(4)中村キャンパス全体の整備●「適性規模の確定と運営」に係る議論を踏まえ、今後、将来的な規模に対応する施設設備の将来計画を検討する予定である。Ⅱ主な事業の結果(1)「人材の確保と育成」分野○大学院教育を含むFD(Faculty Development)活動を支援する。●「今後のFDの在り方と教育実践の共有」をテーマに、FD講演会(2012年10月31日)を開催し、教職員、学生、他大学関係者等124名が参加。●「教員と学生の新しい関係について」をテーマに、第5回T&LCAFE(Teaching & Learning CAFE)(2013年3月1日)を開催し、13名が参加。●前期683授業(実施率91.1%)、後期662授業(実施率93.6%)において、学生による授業満足度アンケートを実施し、結果を集約してフィードバックした。○教職協働に基づく事務職員の人材高度化をめざすSD(StaffDevelopment)を支援する。●管理職者研修、一般職研修、若手職員研修を体系的に実施した。○優れた学生・生徒及び教職員の確保に向けた支援策を講ずる。≪大学≫●2013年度大学入学試験において、30,656名の志願者を確保。●オープンキャンパスにおいて、高校生とその保護者を対象に告知することに重点を置いて広報活動を行い、2012年度も中部地区№1の参加者数となる10,903名の高校生等が参加。●入学志願者及び入学者確保のため、入試広報を含む学生募集に関する戦略を策定することを目的として、学長の下に、「入試戦略会議」を設置。≪高校≫●2013年度入学試験において、10年連続で愛知県下No.1の志願者7,629名を確保。●普通科の推薦入学試験において、SSクラスの推薦枠を設けた。○附属高等学校の活性化につながる教員専任率向上に取り組む。●2013年度に向けて、専任教諭1名を採用。○附属高等学校における教員研修の充実を支援する。●教員全員を対象とした教員研修会を2回実施し、延べ144名が参加。●教育開発部を中心として、希望者による教員研修会を3回実施し、延べ65名が参加。●校外研修の充実を図り、64名を派遣。(2)「教育の充実」分野○学士課程教育の質向上に向けて、特色ある教育拠点づくりを支援する。●平成24年度がんプロフェッショナル養成基盤推進プランに、名古屋大学、浜松医科大学、岐阜大学、名城大学、藤田保健衛生大学、名古屋市立大学、愛知医科大学の7大学から「組織横断的がん診療を担う専門医療人の養成(薬学部)」が採択。●平成24年度「大学間連携共同教育推進事業」に「テーマ:愛知県内教員養成高度化支援・システムの構築(教職センター)」が5大学の連携により採択。●平成24年度「産業界のニーズに対応した教育改善・充実体制整備事業」に「テーマ:地域・産業界との連携力の強化(経営学部)」が23大学・短期大学の連携により採択。●薬学部の「学びの統合とアウトプット訓練のためのシミュレーション教材e-PDE」の取り組みが「第9回日本e-Learning大賞」の厚生労働大臣賞を受賞。●全学の国際化に向けた戦略として、名城大学教育国際化戦略プランを策定。●JABEEの継続的な取り組み。(理工学部機械システム工学科、交通機械工学科、環境創造学科が中間審査を受審)●各学部の教養教育時間割編成及び各学部と各センター等間の調整の支援並びに全学的な協力体制の構築を目的とする「教養教育科目調整委員会」を設置。●「多読ルーム」において、蔵書数32,224冊を整備し、利用者数25,079名、貸出冊数54,229冊の実績を上げ、学生の英語運用能力向上に努めた。●入学前教育として、基礎学力と学習意欲の向上を狙いとした学習支援(MEC)プログラムを実施し、521名が受講。○ディプロマポリシー、カリキュラムポリシー及びアドミッションポリシーとの一貫性を担保した体系的なカリキュラム運営を支援する。●2013年度に向けて、教育課程の改正を進めた。(経済学研究科修士課程・博士後期課程、理工学研究科修士課程(数学専攻)、薬学研究科博士課程)○附属高等学校の教育活性化と卓越性への取り組みを支援する。●2013年度大学入学試験において、国公立大学に76名合格。●一般進学理系クラス(2年)において、第Ⅰ期SSHで実践された学校設定科目の各科目のエッセンスを取り入れて融合した科目「スーパーサイエンスⅡ」を名城大学理工学部・農学部・薬学部と協同して実施。●普通科・総合学科において、「税の作文」を夏休み課題とし、国税局の作文コンクールに応募し、1年総合学科の2名の生徒が「名古屋中村税務署長賞」を受賞。●普通科において、名城大学竹内英人准教授による数学特別講座「数学竹内塾」を年間31回実施。●普通科において、名古屋大学四方義啓名誉教授による「四方数学サロン」を年間17回実施。●普通科(2年生特進クラスを中心)において、予備校講師による英語特別講座を実施。●普通科(3年生特進クラスを中心)において、予備校講師による「難関英語講習」「難関国語講習」を実施。●国際クラスにおいて、名城大学のネイティブ・スピーカーによるサマーキャンプ、南山大学との連携、課題研究等のプログラムを実施。●国際クラスにおいて、オーストラリアのクリスチャンウォーターカレッジとバリのウブド第一高校との交流プログラムを実施。●総合学科(数理系列)において、名古屋大学での講義、「自然科学研究機構核融合科学研究所」及び「瑞浪超深地層研究所」の施設見学会を実施。●総合学科(1年生全員を対象)において、日本福祉大学との連携による模擬授業を実施。●特色ある教育として、外部講師をSSH 64名、普通科62名、総合学科21名を招聘し、講演を実施。●キャリア教育プログラムを、普通科8件、総合学科16件実施。●国際クラスと人間学部との高大一貫教育において、第7期生(8人)が人間学部に進学。(3)「研究の充実」分野○世界水準の研究発信に向けて、特色ある研究拠点づくりを支援する。●「LED共同研究センター」において、7社との共同研究を実施。●平成24年度分の「戦略的研究基盤形成支援事業」に、「窒化物半導体・新領域エレクトロニクス(理工学研究科)」と「21世紀型自然災害のリスク軽減に関するプロジェクト(理工学研究科)」の2件が採択。○大学院における国際的通用性の高い教育研究プログラムを支援する。●「大学院教育改善プロジェクト」として、4プロジェクト(経営学研究科1件、経済学研究科1件、総合学術研究科1件、大学・学校づくり研究科1件)、3,000千円を支援。●薬学研究科と名古屋大学大学院医学系研究科が学術交流協定締結。○外国を含めた他大学院、研究所等との連携研究を支援する。●「平成22年度頭脳循環を活性化する若手研究者等海外派遣プログラム」に採択された「窒化物半導体国際共同研究」を2013年度も継続。(レンセラー工科大学、リンチョビン大学、デンマーク工科大学)●「平成24年度二国間交流事業」に2件申請し、2件採択。○外部研究資金の獲得を奨励し、必要な支援策を講ずる。●科学研究費助成事業:申請件数132件、採択件数115件、採択金額223,800千円。●厚生労働省科学研究費補助金:申請件数5件、採択件数2件、採択金額21,516千円。●受託性大型プロジェクト:40件(152百万円)、受託研究・共同研究:51件(65百万円)、奨学寄附金:65件(56百万円)。○SSH、高大連携教育を始めとする附属高等学校の特色ある教育プログラムの開発・研究を支援する。●「第7回スーパーサイエンスハイスクール東海地区フェスタ2012」(2012年7月14日)を開催し、SSH指定校16校が集い、約660名が参加。●SSHに係わり、課題研究受講生による中間発表会、最終発表会、全校生徒研究発表会を実施。●科学技術に関するアイデアコンテストである「テクノ愛2012」(2012年11月23日)において受賞。●国際クラス、SSHクラスを対象とした英語多読プログラムを実施。●コアSSH海外研修をUAEで実施し、アブダビのマスダール研究所と連携し、フォーラム(IWOF)を開催。(4)「学生・生徒支援体制の充実」分野○キャリア自己開発の観点から、進路・就職力の向上策を支援する。●就職情報交換会を開催。(266社参加)●学内企業セミナーを開催。(839社参加)●インターンシップに330名の学生が参加。●2012年6月9日に、学部3年生の父母を対象に「就職説明会」を開催し、600名近くの父母が参加。○教員採用試験対策の指導・支援体制の充実を支援する。●2013年度教員採用試験に88名合格。(現役23名、卒業生65名)●学生の教職免許状取得に向け、教職センターに新たに事務室設置に向けた準備を進めた。○奨学金制度の整備充実を支援する。●教育振興資金を原資とする「高額寄附金に係る奨学金」、「卒業支援奨学金」、「遠隔地出身者奨学金」を創設。●教育振興資金を原資とする「課外活動チャレンジ奨励金」、「資格取得等奨励金」を創設。●2012年度東日本大震災被災者支援として、1名に1,270千円を支援。○学生・生徒の実態に基づき、満足度の向上を目指した取り組みを支援する。●学務センターにおいて、「何でも相談コーナー」を設置し、学生からの多様な相談等に対応した。(相談件数:369件)●学部1年生を対象に実施していたメンタルヘルスアンケート調査等を昨年度に引き続き、学部4年生にも実施。○課外活動への支援を強化し、育成環境の充実策を講ずる。≪大学≫●女子駅伝部が第30回全日本大学女子駅伝対校選手権大会において7位。第6回東海学生女子駅伝対校選手権大会において優勝。●アメリカンフットボール部が第38回東海学生アメリカンフットボール秋季リーグ戦において優勝、全日本大学アメリカンフットボール選手権においてベスト4。●柔道部が平成24年度全日本学生柔道優勝大会(女子21回)女子3人制において準優勝。●ライフル射撃部が第81回中部学生ライフル射撃選手権大会及び第24回中部女子学生ライフル射撃選手権大会において<10mBRS60M>優勝:石川達也選手、<10mBRS40M>優勝:平眞衣選手●バーベルトレーニング部が第31回全日本ジュニアパワーリフティング選手権大会において女子団体1位。●陸上競技部が東海学生陸上競技秋季選手権大会において<800m>優勝、渡邊隆介選手、2位、渡邉卓弥選手<400m>3位、川瀬友視選手。●将棋部が平成24年度秋季中部学生将棋団体戦において優勝。●エコノパワークラブが本田宗一郎杯Hondaエコマイレッジチャレンジ2012第32回全国大会において2位。●軟式野球部が東海学生軟式野球連盟秋季リーグ戦において優勝。●日本酒研究会が第32回全国き酒選手権大会において<個人戦>4位田中貴雄選手32 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