名城大学通信 46 [2013 summer] page 44/44

名城大学通信 46 [2013 summer]

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名城大学通信 46 [2013 summer]

Topic7月3日、発売当日の記者会見(左から加藤雅士教授、柴山果歩さん、岡本亜憂美さん、芳賀聖一教授、小原章裕教授)華名城ブランド商品のアイスクリームと使用された酒かす農学部は附属農場で採取されたカーネーション酵母を使ったはなのしろ特別純米酒「華名城」を、3月15日に学内で販売。予約を含め、その日のうちに完売という盛況ぶりでした。同ブランド第2弾として7月3日、今度は「華名城」の醸造過程に取り出される酒かすを使って、アイスクリームを開発し、発売しました。アイスクリーム開発は、農学部の芳賀聖一教授(食品機能学)、加藤雅士教授(応用微生物学)の指導のもと、岡本亜憂美さん(応用生物化学科2年)、柴山果歩さん(応用生物化学科1年)が関わり、熊本県のアイスクリーム専門工房「ついんスター」の協力で実現しました。岡本さんと柴山さんは附属高校時代にスーパーサイエンスクラスに所属し、名城大学農学部に進学してからも1年生の時から研究室を訪れています。岡本さんは加藤教授のもとで酒かすの有効利用についてパンやゼリー、アメなどを試作しているところで、アイスクリームへの利用を思いつきました。乳製品ということもあり、芳賀教授を中心に具体化を進め実現したものです。共同開発した「ついんスター」は大企業とは異なり、地産地消と工房主のアイデア満載のアイスクリームを300種類以上開発製造し、「日本一おいしいアイス」と報じられた小さな工房です。岡本さんは熊本の同工房まで出向き、風味や食感、パッケージデザインまで、商品開発全般に携わりました。やわらかく広がる酒かすの香りと、驚くほどなめらかなアイスクリームはこうして生まれたのです。3年の歳月をかけて開発された日本酒「華名城」。そして今回のアイスクリーム。多くの人がつながり、思いが詰まって出来上がった名城オリジナルブランド商品。ホッとした時にみんなで食べてほしいと願いを込めて、岡本さんはパッケージに次の一文を盛り込みました。「人と人とのつながりに心やすまるひときを」。暑い夏に、是非ご賞味あれ。華名城アイスクリーム販売価格250円(税込)販売場所お問い合わせ先■天白キャンパスJbs売店(共通講義棟北、2号館、11号館、研究実験棟Ⅱ)■八事キャンパスJbs売店学外からご注文の場合は、送料等の諸費用をご負担いただき、配送いたします。名城大学サービスTEL 052-837-1511特別純米酒「華名城」の次回販売は、来年3月の予定です。お楽しみに。46[ 2 013年夏号]編集・発行/学校法人名城大学経営本部渉外部〒468-8502名古屋市天白区塩釜口1-501 TEL 052-838-2006 FAX 052-832-2317