名城大学通信 46 [2013 summer] page 6/44

名城大学通信 46 [2013 summer]

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名城大学通信 46 [2013 summer]

Pick u pメカトロニクス工学科!社会の要求に応じる機械製品は、メカトロニクス技術なしでは語れないて研究を続けています。と共に、いつか「鉄腕アトム」ができると信じ究が、人々の役に立つロボット開発につながるテナガザルロボット「ブラキエーターⅢ」機能」を併せ持っています。知能ロボットの研取り損ねたらそれを補う「エラー・リカバリールの華麗な動きを再現するとともに、枝をボットは、世界で初めて枝渡りするテナガザの開発につなげていきたいと考えています。「ブラキエーターⅢ」を開発しました。このロボットも使いながら、「マイクロ・ナノロボット」私は知能ロボットでは、テナガザルロボット医療機関で使用されています。こういったロや機能によって様々なものがあります。動脈瘤手術のシミュレーターとして、多くのあれば、産業用、災害用、医療用など、用途密に再現した医療シミュレーターロボットで、ような知能を持ったヒューマノイドロボットもしています。人型ロボット「イブ」は、血管を精ロボットと一言でいっても、「鉄腕アトム」のブリー(組み立て)するロボットの開発を目指「鉄腕アトム」だけが実現に至っていません。持ち、細胞一つずつを分析することや、アセン描かれた高層ビル、高速道路が実現する中、する機械要素)などのロボットの基本要素をは、2003年4月7日が誕生日。マンガでサーやアクチュエーター(機械的仕事に変換福田敏男教授い出します。7つの威力を持つこのロボット究対象が「マイクロ・ナノロボット」。マクロセンけで、「鉄腕アトム」に熱中した気持ちを思更に高性能化できます。現在のもう一つの研マンガ「鉄腕アトム」。メロディーを思い出すだも少なく、安くできます。ロボットも同じで、1975年、手塚治虫さんが発表された小さいと狭い場所に入ることができ、材料ラララ星のかなた♪」「マイクロ・ナノロボット」「空をこえて小さくすれば可能性が広がるメカトロニクスとは、メカニクス(機械工学)とエレクトロニクス(電子工学)を合わせた和製英語。機械と電気が融合する領域を扱う技術・学問を意味しています。この言葉は知らなくても、身近な製品にメカトロニクス技術は生かされています。忙しい主婦の味方「お掃除ロボット」もその一つ。福田敏男教授は、電気・電子分野における世界最大の学会である「米国電気電子学会(IEEE)」のロボティクスオートメーション学会の会長に史上最年少で就任するなど、ロボット界のパイオニアとして活躍されています。ロボットに魅せられた経緯からメカトロニクス技術の重要性について、福田教授に語っていただきました。研究室を訪れて「失敗したか。よし、もう1回はじめからやってみよう」明るく大きな声で学生たちに語りかける福田教授。この明るさが多くの人を惹きつけ、分野を超えた仲間を増やし、新たなロボット開発につながっていると感じました。この研究室から、私たちの生活をより豊かに、快適にしてくれるロボットが次々に生まれることを期待しています。でも多く輩出したいと考えています。界で活躍できるメカトロニクス技術者を、一人を身につけることにも力を注いでいます。世るため、議論の機会を増やし、国際的な感覚融合が、メカトロニクス技術発展のカギとなを第一に求めています。また、あらゆる技術の学生たちには、自ら発想し、創造することいっても過言ではありません。メカトロニクス技術なしでは完成し得ないと社会の要求に応じる今後の機械製品は、行うロボットの開発が進められています。移すのを助けるロボットや全自動で洗髪を機や自動車メーカーでも、ベッドから車イスに使った介護機器の需要が高まっています。電割を超える見通しで、メ65歳以上の高齢者が3カトロニクス技術を2025年にはメカトロニクス技術者への期待ますます高まる465