名城大学通信 46 [2013 summer] page 8/44

名城大学通信 46 [2013 summer]

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名城大学通信 46 [2013 summer]

科好きの子供たちを増やすため、独立行政法人科学技術振興機構(JST)が実施している理数系教員(コア・サイエンス・ティーチャー、略称CST)養成拠点事業で、愛知教育大学、名城大学、愛知県教育委員会が連携して開講するCST養成プログラムの2012年度修了式が2月28日、名古屋駅前のミッドランドホールで開催され、名城大学4年生18人ら37人に修了証書が贈られました。愛知県におけるCST養成プログラムは2010年度からスタート。名城大学からは理科教員を目指す農学部、理工学部の学生が参加しています。修了式で中根敏晴学長は「8学部を擁する名城大学では2013年度から教職センターの体制を充実させます。若者の理科離れが心配されるなか、理科教育の中核を担う教員養成にもさらに力を入れていきます」と告辞を述べました。受講生18人を代表して修了証書を受け取った生物資源学科の高橋正大さんは「4月から名古屋市立の中学校で理科教員として教壇に立ちますが、養成プログラムの経験を十分に生かし、CSTとして、地域の理科教育の中核を担いたい」と力強く決意表明しました。人ひとりが自分のやりたいことを見つけ、挑戦し続ける学生になるための〝きっかけ?を提供し、大学生活について考えることを目的とした学生イベント「はじめの一歩カフェ」が4月26日に開催され、新入生から4年生まで28人が参加しました。イベントは、「WANT:何がしたいか?」「MUST:大学でやっておくべきことは?」「CAN:何から始めることができるか?」の3テーマで構成。それぞれ先輩の体験談紹介と5つのテーブルに分かれてのディスカッションを行い、参加者はそれぞれの思いや〝きっかけ?を共有しました。3回バイオビジネスアワードJA PANが2月15日、大阪市中央区の大阪産業創造館で開催され、薬学部の鍋島俊隆特任教授が「彩都賞」を受賞しました。バイオ産業振興のため、関西のバイオ産業の振興拠点をめざす北大阪(彩都)を中核とするバイオ関連産業による実行委員会が主催するアワードでは、ノミネートされていた鍋島特任教授ら5人の研究者が研究内容をプレゼンテーション。大学教員・製薬企業の研究開発担当者の採点により、バイオビジネスアワード、バイオ先端知賞と彩都賞が選ばれ、表彰されました。鍋島特任教授の受賞研究の課題は「新規うつ病バイオマーカーおよび創薬ターゲットとしてのユビキチン化セロトニントランスポーター」(中枢神経系疾患領域)です。理第一名城大生18人らにコア理科教員養成プログラム修了証書1教育大学生活について考える学生イベント「はじめの一歩カフェ」を開催2教育鍋島特任教授が第3回バイオビジネスアワードJA PANで彩都賞1研究746CAMPUS NEWS