ブックタイトル名城大学通信 47 [2014 Spring]

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名城大学通信 47 [2014 Spring]

2全員が同じ気持ちで戦っていた。17キラッと青春バレーボール部バレーボールの魅力はチームワーク。スパイクやサーブは個人プレーですが、決まれば喜びが倍増します。2013年5月、うれしいニュースが飛び込んできました。バレーボール部(男子)が東海大学男女リーグ戦春季大会で、1988年の秋季大会以来、25年ぶりとなる11回目の優勝に輝いたのです。1部に所属する8大学で争われるこの大会で、名城大学は長らく3位、4位に甘んじてきました。部員総数28人と選手層は決して厚くなく、部員たちは体格面でも恵まれているわけではありません。しかし、「今回は総合力で勝てた」と、監督である薬学部の金子美由紀准教授が語るように、チーム全体の力が勝利を招き寄せました。牽引したのは、当時キャプテンだった鶴田恵人選手(人間学部4年)。「優勝を狙うには100%の力で戦うしかありません。しかし、レギュラーとほかの部員との温度差、先輩と後輩の間の壁があり、力が出し切れていなかったんです。そこで、一つの目標に向かうムードづくりから始めることにしました」みんなの気持ちが一つになるまで、部員に積極的に声を掛ける日々が続きました。そして、全員が同じ熱意で試合に臨んだ結果、チームは優勝を勝ち取るとともにベストサポート賞も受賞。裏方としてチームを支えた部員たちの健闘もたたえられました。25年ぶりの優勝のかげに圧倒的なチーム力。