ブックタイトル名城大学通信 47 [2014 Spring]

概要

名城大学通信 47 [2014 Spring]

フ、恩師である理工学部の久保全弘教授やたこと、家族や現在一緒に働いているスタッが、橋梁の設計を担える人材が不足してきいが膨らんできました。不安はありました信もつき、「自分の力を試したい」という思リーマンとして経験を積み、ある程度の自時代から漠然とした夢がありました。サラ「地図に残る仕事をしてみたい」と高校FILE02すぎやまのりひさ杉山宜央さん杉山設計事務所代表1996年理工学部土木工学科卒1998年理工学研究科土木工学専攻修士課程修了杉山さんは大学院理工学研究科土木工学専攻修士課程修了後、コンクリートの大規模橋梁工事などを手掛けるゼネコンに入社。主に橋梁の設計や施工管理に従事。2008年7月に独立し、名古屋市中区のオフィス街に杉山設計事務所を開業。橋梁の上部工設計を請け負い、新東名高速道路や三遠南信自動車道の橋梁などを手掛けています。2013年8月に名城大学で開催された「ジャパンスチールブリッジコンペティション（JSBC）2013」では、審査員を務め、「チャレンジ精神を持って理論と実践に挑戦した」学生に対し、杉山賞を贈りました。不安はありませんでしたか。9年半勤めた企業を退職し、独立・開業。FILE01はせがわしろう長谷川士郎さん株式会社メイドー、株式会社MCシステムズ各代表取締役会長1958年第一法商学部商学科卒いること知ってほしい名城人群像名城大学を応援し続ける名城大学卒業生。がんばる芽を伸ばしたい。今、自分にできることを、できる限り。応援してくれる人が努力を評価し、長谷川さんが代表取締役会長の株式会社メイドーは自動車関連のボルト・ナット製造メーカーで、今年4月で創業90周年を迎えます。2013年には総合的品質管理の世界最高ランクであるデミング賞大賞に輝きました。39歳で創業した株式会社MCシステムズもトヨタ系自動車部品会社を主要ユーザーとする防錆金属表面処理加工などの会社ですが、2013年にデミング賞を受賞しています。本学OBとして現在、学校法人名城大学理事会顧問、評議員。名城大学スポーツ・文化後援会長も務めました。私の学生時代は選べるほどの趣味や娯楽お願いします。後輩である学生たちへのメッセージを夢です。貢献できる企業に育て上げることが私ので事業をさらに発展させ、今以上に地域す。社員を育て、後継者を育成すること元し、雇用を生み出すことだと思いま域貢献とは、利益を出し続け、社会に還地域貢献です。私は企業にとっての地今後、どんな企業を目指しますか。ます。し、信頼関係を築いていきたいと思ってい人が財産です。努力する人を公平に評価バックすることを心掛けています。企業はは評価基準を明確にし、本人にフィードりは、努力する人を評価します。会社では、生まれ持った能力や、運任せの人よその人の努力で決まると思うのです。私いてきた時、それをつかめるかどうかは、平等に訪れるものだと思います。運が向を聞くことがあります。私は運は誰にも「あの人は運がいいから」といった言葉てきたと思います。企業のトップとして多くの人材を育てます。続々と出てきてくれることを期待してい大きく羽ばたき、さらに後に続く学生がれますが、奨学金を糧に学生の皆さんがしいと思いました。私ができることは限ら応援してくれる人がいることを知ってほ旺盛で、努力さえすればそれを評価し、ことが厳しい状況でも、挑戦する意欲が例えば経済的な事情で勉強を続ける長谷川奨学金」を創設されました。2013年11月、「メイド―・MCS・名城人群像23