ブックタイトル名城大学通信 47 [2014 Spring]

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概要

名城大学通信 47 [2014 Spring]

名城生の夢!一歩踏み出せば、世界は変わる。新しい自分に、きっと会える。それを実現した学生たちのストーリー。0003Real Report人間学研究科修士課程1年陳??さん先生と一緒に本を出版。研究したいという情熱が大きな夢への一歩に。船田教授との共著で2冊の本を出版。台湾の大学を卒業後、貿易会社で働いていました。その後、ワーキングホリデーで日本にやって来たとき、書店で偶然、船田秀佳教授の本と出合ったんです。中国語を母語とし、英語と日本語を学んできた私は、日本人は英語と中国語を一緒に学んだ方が勉強しやすいのでは、と感じていました。そういう研究がしたいと考えていたとき、先生がその分野の権威であると知り、名城大学大学院への進学を決意しました。先生のもとで研究を進める中で、英語と中国語の同時並行学習の本を共著させていただくことになりました。本づくりの過程では、中国語のネイティブだからこそ、意識していなかった部分があることを発見。母語をあらためて見直すことができ、刺激がいっぱいでした。出版した本は「語学の勉強がラクになった」と、学生たちからも評判で、本当にうれしかったです。続いて2冊目は、大学生向けの英語のテキストを共著させていただくことに。これは自分自身の英語スキルの向上にもつながったと思います。日本に留学して思いがけず2冊の本を出せたことは、本当に夢のようです。バイリンガル教育に携わるのが目標です。いま、この分野のテキストは少なく、教え方も工夫のしがいがあります。博士課程進学も考えていますが、いずれにせよ名城大学で研究してきたことを生かしていきたいです。チンクセン