ブックタイトル名城大学通信 47 [2014 Spring]

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概要

名城大学通信 47 [2014 Spring]

日本酒の仕込みに学生たちも参加。2年目となる日本酒「華名城」。寒い蔵の中で、早朝から学生たちも仕込みのお手伝い。今回は日本酒を酢の醸造にも使用するため、前回より多めに仕込みました。加藤雅士教授農学部と経営学部、附属高校や卒業生も参加して、新商品「飲むお酢」の開発に奮闘中!第1弾●日本酒「華名城」附属農場で採取されたカーネーション酵母を使った日本酒。愛知県の研究機関と共同開発して製品化。甘く酸味の強いフルーティーな味わいが特徴。第2弾●アイスクリーム「華名城」日本酒「華名城」の酒かすを使ったアイスクリーム。驚くほどなめらかに、やわらかく広がる酒かすの香りが特徴。第3弾●新商品「飲むお酢」開発奮闘中!農学部は附属農場で採取されたカーネーション酵母を使ったはなのしろ日本酒「華名城」を、2013年3月15日に学内で販売開始。1000本がその日のうちに完売という盛況ぶりでした。同ブランド第2弾として、7月3日、今度は「華名城」の醸造過程に取り出される酒かすを使って、アイスクリームを開発し、年間1500個を販売しました。そして、第3弾――農学部加藤雅士教授研究室経営学部澤田慎治准教授研究室株式会社三井酢店代表取締役社長三井哲司さん(1985年農学部卒)附属高校自然科学部品。ご期待ください。名城の力と思いが結集された新商定しました。識した赤色で、飲みやすさも考えて決ンドする果実はイチゴ。「母の日」を意ターゲットに検討を開始しました。ブレのイメージに着目し、「母の日」をメイン商品化の時期やお酢の持つ健康や美容月中旬に完成の見込みで、学生たちは、討してみては」とアドバイス。製品は4が苦手な人でも飲みやすい果実酢も検の三井哲司さんが快諾。三井さんは「酢店(愛知県阿久比町)代表取締役社長創業80周年を迎える株式会社三井酢製造は、加藤教授から依頼を受けた考案することになりました。「飲むお酢」のおいしい飲み方レシピを自然科学部の生徒たちが興味を持ち、は、担任だった吉川靖浩教諭にも相談。とに。さらに、附属高校出身の岡本さんのデザイン、PR活動などを担当するこ慎治准教授のゼミ生9人。ラベルや広告ケティングや商品企画を学んでいる澤田た。それに応えたのが、経営学部でマーに知ってほしい」と思いを募らせていましンやPRは苦手。華名城をもっとみんなさん(農学部2年)も「パッケージデザイ「飲むお酢」を検討していた岡本亜憂美リームの商品化に携わり、第3弾としてドにできないか」と提案。一方、アイスクて、華名城をもっと広がりのあるブランは「名城大学は総合大学。知恵を集めにあたってきた農学部の加藤雅士教授学部と企業等で企画し、製品化。指導これまでに開発した2つの商品は、農日本酒「華名城」と「飲むお酢」を本誌読者にプレゼント!詳しくは裏表紙をご覧ください。「飲むお酢」の試飲会の在学生123人に「母の日」や「飲むお酢」、「華名城」に関するアンケート必要性が見えてきました。を実施。在学生の3割が「飲むお酢」未体験と判明。「母の日」のプレゼントで購入してもらうためにも、試飲企画が必要となりそうです。ミーティングを重ねるごとに、農学部と経営学部の学生たちは、キャンパスは同じで一体感が生まれています。も顔すら知らなかった者同士。ターゲットやPR方法を議論するうちに、チームとしてまとまりが出てきました。41