ブックタイトル名城大学通信 47 [2014 Spring]

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概要

名城大学通信 47 [2014 Spring]

名城生の活躍!キャンパスベンチャーグランプリで理工学部情報工学科柳田康幸教授大賞と特別賞!理工学研究科の岩間さんらと柳さんに開発の動機などを聞きました。CVG中部大賞受賞理工学研究科情報工学専攻修士課程2年大地徹さん理工学研究科情報工学専攻修士課程2年岩間芳宏さん理工学研究科情報工学専攻修士課程2年和田拓也さんライブの感動と盛り上がりをカラオケで実現!「ペンライト型デバイスを用いたカラオケの仮想LIVE化システム」を開発!(SCS)」が特別賞名古屋商工会議所会頭賞を受賞しました。専攻修士課程1年の柳智大さんが提案した「スマートキャパシタシステムラオケの仮想LIVE化システム」がCVG中部大賞を、同材料機能工学士課程2年の岩間芳宏さんらが提案した「ペンライト型デバイスを用いたカれました。201件の応募の中から、大学院理工学研究科情報工学専攻修委員会、日刊工業新聞社名古屋支社の主催で、審査結果は1月17日発表さ賞に輝きました。同グランプリはキャンパスベンチャーグランプリ中部実行チャーグランプリ(CVG)中部」で本学学生が大賞、特別賞の初のダブル受中部地区の学生によるビジネスプランコンテスト「第11回キャンパスベン0号機1号機2号機試作品0号機は段ボールで、1号機は研究室にあったアクリルで作製。提案時は自分たちで図面を作り、3Dプリンターでの2号機作製を依頼。短時間で完成度の高い試作品ができました。「V-LIVEを日本語で読むと“ブイライブ”。上から読んでも、下から読んでも同じ。これしかない!と思いました」さで、ボリュームも変わります」と岩間さん。再生されないようにしました。振る時間の長ンスを狙います。されます。「本気で音楽にノッて振らないと依頼もあるようで、仲間と共に、起業のチャピーカーから「Hey!」と掛け声が再生の展開を構想中。既に企業から共同研究の定。このペンライト型デバイスを振ると、スングを競うゲーム機能も取り入れたい」と次入れ、振る角度、強さを3次元で測定し、設た聞いている側も楽しめるよう、振るタイミライト。筒の先端に無線加速度センサーをと拍手のみ。曲によって再生音が変わり、ま着目したのはLIVEで使用されるペン岩間さんは「現在は『Hey!』の掛け声ペンライトを振って「Hey!」で、仲間とアイデアが広がった」と語ります。きっかけでした。一教授研究室と共同研究室にしていることる方法はないかと考え始めたのが開発の間君一人では実現しなかったと思う。高橋友析します。手軽に無理なく、誰でも楽しめなビジネスモデルとなった」と評価。また「岩感で楽しむ余裕がありませんでした」と分になった。ちょっとした工夫で、一気に現実的がりもいまいち。声を出さなきゃという使命で、利用者には意識させず、処理方向が一定す。自分が声を出さないと、周りの盛り上い、処理が困難。しかし、楕円の筒にしたことに観客がいなかったことも大きいと思いまの場合、握り方で振る方向が変わってしまその理由を岩間さんは「席が最後尾で、後ろ田康幸教授は「最初の試作品は円形の筒。こし、2度目は盛り上がれませんでした―。開発を見守った理工学部情報工学科の柳じアーティストのライブに続けて参加。しか仲間と広がったアイデアが生まれます。岩間さんはこれに感動し、同名付け、カラオケでの利用を思いつきました。ながら、観客が掛け声を叫ぶことで、一体感でバーチャルライブ(V-LIVE)システムとブ会場では歌に合わせてペンライトを振り(同)が大人数の声に聞こえるよう編集。3人ませんでした」と岩間さんは語ります。ライ科2年)が声撮りを担当し、和田拓也さん「ライブに参加した時の興奮が忘れられ共同開発に取り組んだ大地徹さん(同研究開発のきっかけはライブ会場Real Report0700