ブックタイトル名城大学通信 48 [2014 Summer]

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名城大学通信 48 [2014 Summer]

15夢をおいかける学生たち!「生演奏のジャズを聴いてほしい」と語る藤原さん「自由度が高い曲で、ソロをかっこよく決めたい」と水内さん「未経験者でも1年で20曲ぐらい演奏できるようになった」と石田さんとよたハウジングガーデンでのコンサート2002年、大人数編成のビッグバンドをめざして発足したモダンジャズ研究会。人数や演奏楽器の都合から、現在は少人数編成のバンド形態(ジャズコンボ)として活動を続けています。部員は24人。ピアノやベース、ドラムの他に、バイオリンやサックス、ギターなどの演奏者がそろっています。学生たちの経歴はさまざま。部長の藤原章裕さん(経営学部経営学科3年)は6歳からクラシックピアノを続け、ギター担当の石田淳二さん(法学部応用実務法学科3年)は中学1年から始めたロックバンドからの転向者。他の部員も、大半が大学からジャズを始めたジャズ未経験者です。そんな中、プロをめざす学生たちも在籍しています。「ジャズの魅力は、やっぱり、アドリブとセッション」と、バイオリンを奏でる水内司さん(法学部法学科3年)。譜面にある一定のルール以外、出だしやソロ、曲の終わり方など、その場の雰囲気とメンバーで、まったく違った曲になると言います。初めて会った者同士でも演奏できるのがジャズの魅力。「曲のイメージが合って、心が通じ合う瞬間は快感。しかし、技術が伴わないと、その瞬間は訪れません」と石田さん。週2回の全体練習以外も、自主練習は欠かしません。学内をはじめ、百貨店や地域イベントなど、出演依頼が次々と舞い込んでくる同研究会。演奏会には積極的に参加し、経験を積んでいます。顧問の小塩達也・理工学部環境創造学科准教授は「ジャズは4年で極められるほど甘くない。ただ、一生続ける価値がある」と指導。藤原さんは「世代を超えて楽しめるジャズを、多くの人に知ってもらいたい。そして、OB会を開催し、一緒にセッションを楽しみたい」と話します。これをお読みになったモダンジャズ研究会OBの皆さん、来るべきOB会セッションまでに、ぜひ、技を磨いておいてくださいね!心が通じ合う瞬間の快感。出演依頼も相次ぐモダンジャズ研究会ジャズ未経験者からプロをめざす学生もOB会でぜひセッションを「心が通じ合う」その瞬間のために