ブックタイトル名城大学通信 48 [2014 Summer]

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概要

名城大学通信 48 [2014 Summer]

今が正念場だと感じています。職員の力量が試されていると思いますし、者に届ける「つなぎ役」として、私たちJA費者に届け、消費者からの要望や声を生産事組合長に再任され、組合員の努力を消況は一層厳しくなっています。6月に代表理農協改革など、農業や農協を取り巻く状合に就職しました。最近は、TPP交渉や農業を行うのも良いかと考え、農業協同組られ、名城大学農学部に入学。勤めながらFILE02しばたふみし柴田文志さんJAあいち豊田代表理事組合長1973年農学部農学科卒柴田さんは1973年愛知県豊田市にある高岡農業協同組合に職員として就職。JAあいち豊田参事、常務理事を経て、2011年に代表理事組合長に就任し、2期目。JAあいち豊田は、豊田市とみよし市をエリアに持つ農業協同組合で、同エリアはクルマの街であるばかりでなく県内有数の米どころ。モモ・ナシの栽培も盛んで2011年に市内で採れた約3kgのジャンボナシがギネス世界記録に認定されました。同組合には、柴田さんのほか常務理事の石川尚人さん(1978年法学部卒)、小山克弘さん(1978年農学部卒)、須賀伸人さん(1979年商学部卒)ら、多くの卒業生が在籍し、活躍しています。したが、親から専門性を高めることを勧め育ったので、農家を継ぐことを考えていまどを栽培していました。親の背中を見て実家は専業農家で、米、イチゴ、ブドウなしていますね。農協や農業を取り巻く状況が厳しさを増FILE01いちやなぎはじめさん株式会社一柳葬具總本店取締役社長1958年第一法商学部商学科卒一柳葬具總本店は明治10(1877)年に名古屋の地に生まれて137年を数えます。一柳さんは4代目。名刺の裏には一柳商事など関連会社社長の肩書のほか、一般社団法人全国霊柩自動車協会会長、全日本葬祭業協同組合連合会顧問など業界重鎮であることを示す肩書が並びます。2007年度には旭日小綬章を受章。学生時代は紛争が続いた大変な時期に学生会会長でしたが、卒業後56年になる現在も名城大学理事として母校を支え続けています。名城人群像名城大学を応援し続ける名城大学卒業生。がんばる芽を伸ばしたい。今、自分にできることを、できる限り。母母校校のは成人長生はの卒ふ業る生里の。誇りです。ました。時代が変わり、葬儀の規模はよりにもしている「弔いびと」という言葉を使い必要だ。』(幻冬舎)という本で、登録商標が、私は4年前に書いた『だから、葬式は「おくりびと」という映画がありますすね。業界では全国団体の役員もされていまたのでしょう。神との調和を見極めたうえでのことだっ代の流れを読み取りながら、創業家の精よ」と社長をバトンタッチされました。時父親に、「俺は辞めるからあとはお前やれしましたが、100周年を迎えたとき、の、厳しい修業だったと思います。昭和年に大学を出て、一社員として一柳に入社33とうてい学び切れないはず」という思いでれました。親にすれば、「大学の教育ではかということを、昔風に厳しく教え込ませないほど、一柳としてどうやって行くべきるつもりでした。そのことでは語り尽く長男でしたから親は4代目を継がせという立場だったわけですか。学生時代から将来は一柳家を継がなければ、一柳さんの著書「だから、葬式は必要だ。」名城人群像17