ブックタイトル名城大学通信 48 [2014 Summer]

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概要

名城大学通信 48 [2014 Summer]

就活生家族の「3つのNG」就職活動中は就活生の家族も不安や心配が尽きないと思います。家族で上手に就活期間を乗り越えるため、これまでの経験から「3つのNG」をお届けします。1価値観の押しつけ親と子の価値観が同じとは限りません。「親にとっていい就職」が「子どもにとっていい就職」とは限らないのです。有名企業が必ずしも働きやすい企業とは言えず、特定の企業や業界のみにこだわり過ぎると、手遅れになる可能性もあります。地元の優良企業に目を向けることも必要です。2他の学生や兄弟、姉妹との比較学生たちは、他の学生や兄弟、姉妹と比較されることを嫌います。一人ひとりに個性があり、強味や適性も違います。また早く内定を獲得したから幸せになるとも限りません。働くのは本人です。比較せず、意向を尊重しながら、支援してほしいと思います。3世話の焼きすぎ家族が、本学キャリアセンターや企業の人事担当者に、求人状況や応募方法などを問い合わせるケースが増えています。企業は、自ら考え、行動できる学生を望んでいます。家族が世話を焼きすぎると逆効果になる場合もあります。自分で壁を越えていける後押しをお願いします。最後までサポート例年、長期間内定が出ない就活生は精神的に辛い状況となりますが、最後まで粘って、就職活動を続けることが大切です。途中で投げ出さず、最後まで、粘り強く取り組める就活生は、社会で成功するための忍耐強さを持っています。企業側もそういう学生を望んでいるはずです。キャリアセンターは、学生の皆さんにとって満足のいく進路結果となるよう最後まで支援していきます。上場企業出身大学別全役員数2014年92人中部地区私大No.1(2014年版東洋経済新報社「役員四季報」)2016年採用(2015年度卒業生・修了生)の就職スケジュールについてテレビや新聞等で、2016年採用の就職スケジュールの変更点が公表されています。企業側も大学側も懸命に情報収集に取り組んでいます。1企業の広報開始日が12月から3月へ、採用活動開始が4月から8月へ後ろ倒し政府方針は、企業の就職広報活動(就職説明会等)は卒業・修了年次直前の3月からとし、選考活動(面接試験等)は8月からスタートするとなっています。経団連に加盟している企業(約1300社)は、この方針を守ると思われますが、これら企業は、日本企業421万社(※1)のごく一部です。加盟していない企業は3月以前から採用活動を始めることが予想されますので、就職活動を迎える学生には今までどおり、早めの準備が求められます。※1総務省「事業所・企業統計調査」(2006年)再編加工2学生確保の戦略が変化経団連に加盟する企業は、選考活動開始が8月となるため、他の企業に遅れを取らぬよう、少ない選考回数で内定を出せるよう工夫した活動をすると思われます。インターンシップの受け入れ増や、OB・OGによる募集活動の強化、SNSを活用した接触、業界研究と称した勉強会の開催など。いずれも学生と早期接触を試み、選考活動開始前に、ある程度見極めたうえで、本選考を行いたい意向が働くと思われます。本学の就職支援も、これらの事態に柔軟な対応ができるよう準備を進めていきます。全国の出身大学別社長数2464人中部地区大学No.1インターンシップ参加学生数380人中部地区私大No.1(週刊朝日(週刊朝日「進学MOOK大学ランキング2015」)「進学MOOK大学ランキング2015」)※原則5日以上のインターンシップが対象公立学校の専任教員採用試験合格者数2014年度86人うち新卒25人(既卒を含む、本学調べ)20就職担当職員が個別相談に応じます就職に必要なマナーを学ぶビジネスマナー講座