ブックタイトル名城大学通信 48 [2014 Summer]

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名城大学通信 48 [2014 Summer]

22TOPICSその頃はまだ、何となく自動車関係か家電関係に進みたいと考える程度だったのですが、学部生の時に就職活動を経験して、自動車業界への憧れが強くなっていきました。高校時代は文系の方が得意でしたが、電気を選んだのはどの業界でも通用するのではないかという理由から。名城大学で学ぶうちに、自分のしたいことがわかってきたんだと思います。??就職活動はいつから始めましたか。続木私は博士前期(修士)1年次の1月頃から始めました。企業研究は学部生の時にも経験していたので、それよりも志望動機や自己PRを組み立てることに重点を置きました。お風呂に入りながら、「どうしてトヨタ自動車なのか?」と自問自答することも多かったですね(笑)。水野SPI試験の対策には、3年次の5?6月から取り組んでいました。大学祭実行委員会に籍を置いていたので大学祭の準備期間はそちらに専念し、大学祭が終わると同時に就活のギアを上げて自己分析に精を出しました。??自己PRのポイントを教えてください。水野私は大学祭実行委員会の活動ですね。コツコツと努力することが得意なので、前年度のデータを引き継ぎ効率が悪いところを改善したこと、予算管理もきっちり行った??就職後の夢を聞かせてください。続木自分の知識や技術がまだまだ未熟なことはわかっているので、当面の目標は、優秀なエンジニアの人たちとチームで仕事をすることで、知識や技術を高めていくことですね。そしていずれは、自分の研究テーマでもある電気と自動車をつなぎ、地球にも人にもやさしく、楽しい自動車を開発したいと考えています。また、国や地域によって文化も風土も違うため、その国や地域の人々に寄り添う自動車を開発したいという夢も持っています。海外勤務を想定し、英語力を上げることも課題です。水野MRはその名の通り、医薬情報担当者です。まずは個人医院を訪問しながら知識を深め、いずれは大学病院などから求められる人材になりたいと考えています。医薬品情報の橋渡し役として、医療現場で必要とされているものが何なのかを常に考え、それに応えていけるMRになりたいですね。まずはMR認定試験に合格することから、一歩一歩積み重ねていきます。??最後に後輩へのアドバイスをお願いします。続木大企業の就職面接では、周りは国立大学の修士レベルばかり。でも、そこに自分が存在していることで、自信が生まれます。自分を信じることで、道を開いてください。水野大切なのは学歴ではなく、学生時代に何をしてきたかだと思います。そのためにも大学で充実した毎日を過ごすことが重要ですね。面接は選ばれる場ではなく、自分の経験を話す機会と考える。MSATで就職相談を開始就職活動中の学生の利便性を考慮し、名駅サテライト(MSAT)にて就職相談を開始しました。キャリアアドバイザーの資格を持つ専門員が在学生や卒業生の相談に応じます。今後の日程は、順次本学ウェブサイトで開示していく予定です。