ブックタイトル名城大学通信 48 [2014 Summer]

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概要

名城大学通信 48 [2014 Summer]

学生たちが「名城大学号」を設計・製作した時代「飛龍」設計の小澤教授や飛行機屋たちに導かれ新制大学として発足して間もない名城大学に航空部が誕生したのは1954(昭和29)年12月と言われています。高額なグライダー購入に手が出なかった時代。大空を舞う夢を膨らませて名城大学に入学してきた学生たちは、自分たちで設計したグライダー「名城大学号」の製作に挑みました。戦時中、傑作機と言われた重爆撃機「飛おざわきゅうのじょう龍」を設計した小澤久之亟教授の指導だけでなく“飛行機屋”と言われた民間パイロットら学外からの頼もしい支援に導かれ、学生たちは夢を実現させました。広報専門員中村康生駒方校舎に突然現れた飛行機を見守る学生や教職員たち。左からSK式21DC型グライダー、プロペラのついたモーターグライダー、ヘリグライダー機体に名城大学の校章が書き込まれたモーターグライダー「スカイラーク」のは、当時、理工学部機械工学科4年生で、この貴重な写真を撮影し、保存していたに現れた飛行機に熱い視線を注いでいます。も目を輝かせ、興味津々の様子で、大学の庭だったこともあり、小学生らしい子どもたち親たちからは驚きの声が上がりました。祝日校舎前を埋めた学生や教職員、新入生の実験機「ヘリグライダー」です。も小型の飛行体は小澤教授の指導によるはより本物に近い飛行機に見えました。最翼を広げており、取り囲んだ見物人たちにモーターグライダー「スカイラーク」が堂々と機体に名城大学の校章が入ったプロペラ付き「SK式21DC型」です。ただ、その隣には、手によって完成した2座席の中級練習機完成したSK式21DC型機に乗り込む加藤平左衛門教授主役である「名城大学号」は、学生たちのるためでした。成した自前のグライダーの命名式が行われを中心とする航空部の学生たちによって完たのです。理工学部機械工学科の学生たちした回転翼のついた乗り物1機が並んでいに翼を広げたグライダー2機と奇妙な形を驚くべき光景が待ち構えていました。校庭講堂での入学式を終えた参列者たちにはています。と訓示したことを「名城大学新聞」は報じ第一に明確に把握されていなければならぬ」SK式21DC型機のテスト飛行(パイロットは星野技師)え、この学舎に学ぶものは、その目的がまず1700人の新入生たちに、「向学心に燃者、各学部長、来賓らが出席。大串総長はには大おお串ぐし兎と代よ夫お総長、福井勇理事長代行行われました。午前10時から行われた式典区にある名城大学駒方校舎では入学式が皇の誕生日でもあ1958(昭和ったこ33)年の日、4月名古29日屋。市昭昭和和天駒方校舎に現れた飛行機名城大学物語23