ブックタイトル名城大学通信 48 [2014 Summer]

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概要

名城大学通信 48 [2014 Summer]

よりよい税法を考えたい。国民の側に立ちながら納税者である法学部応用実務法学科伊川正樹教授名城大学大学院法学研究科法律学専攻博士後期課程満期退学。研究分野は租税法。名古屋市税制研究会委員。教授を慕って今も1期生がゼミに顏を出すなど、ゼミ生との絆は強く、「教員冥利に尽きます」と語る。先生に聞く!名城大学で活躍する先生にインタビュー。先生たちの飛躍の瞬間や、名城大学の未来像が見えてくる!参加しています。大学対抗租税法ディベート大会に学ぶ姿勢を育成。集大成として、●租税法ゼミはにしデ主合ィ張いベまーをトますのと。資準める料備なををど調通、べじ学、て生論自た理らち的それぞれの立場から意見を主張学生はチームを組み、賛成・反対例などをテーマにしたディベート。ゼミの活動の中心は、租税法の判先生・ています。る問題解決能力を身につけてもらいたいと願っであり、学生にはどのような社会でも通用すえ方を学ぶことは問題解決の方法を学ぶこと図るための基準とも言えるでしょう。法の考き利益は何かなど、論理的な視点から解決をた感情に左右されるのではなく、法が保護すべや解決のためにあるものです。好き嫌いといっ税法を含め法律は、実社会のトラブル防止法は実社会で役立つツールていくために研究を進めています。改善し、社会で起きている問題の解決につなげす。こうした現行の法の仕組みをよりよい形に税制との整合性などを検討する必要がありまの課税制度をつくることができますが、既存のなくありません。また、「地方税」では地方独自ど、常識的にも法的にも、疑問に思う事例が少税」では、例えば財産分与の際に課税されるな「譲渡所得税」と「地方税」です。「譲渡所得中でも、特に興味を持って取り組んでいるのは、という視点で、税法を研究してきました。そのじ、ルールにのっとりながらも国民の財産を守るできます。私は後者の方が性に合っていると感と納税者である国民側、2つの立場から研究が専門分野の「税法」は、課税権者である国側してきたことが、今につながっています。「面白そうだからやってみよう」の精神で挑戦税法を専門とすることも先生のすすめです。員をめざしてみないかと言われて方向転換。たが、3年生のときにゼミの先生から大学教した。それまでは高校教員をめざしていまし沖縄の高校から名城大学法学部に入学しま高校時代、政治や法律分野に興味を持ち、税法の問題点を改善したいReal Report0700