ブックタイトル名城大学通信 49 [2015 Spring]

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概要

名城大学通信 49 [2015 Spring]

23夢をおいかける学生たち!アカペラサークル「はもりね」は2011年12月11日、当時1年生だった河村明希さん(農学部4年)と佐藤正之さん(理工学部4年)の出会いから始まりました。河村さんは社会人アカペラサークルに参加していました。佐藤さんもアカペラのテレビ番組「ハモネプ」(フジテレビ系列)の大ファンでした。4年前、2人はアカペラライブ会場に偶然居合わせ、同じ名城大学の1年生であることを知りました。ライブの高揚感も相まって、2人はすぐに学内にサークルを立ち上げようと意気投合。「あの日、初めてライブ会場に行きました。ステージで歌う人たちが輝いていて、興奮状態で河村さんと出会いました。大学にアカペラサークルがなかったので、自分たちで作るしかないと2人で即決しました」。佐藤さんは4年前の〝運命の日?をこう振り返りました。2人は早速メンバー集めを開始。2月には新規サークル立ち上げに必要な条件を満たし、大学に申請しました。「申請書を持っていくと、学務センター職員の樋口義博さん(現在は入学センター)に『卒業式で学歌を歌ってくれる学生を探している。協力してほしい』と言われました。これはチャンスだと思い、『もちろんです』と答えました」と河村さんは当時の様子を語ります。2012年3月の卒業式で初めて学歌を歌い、その後は毎年、入学式と卒業式で学歌を担当する「はもりね」。2013年4月の入学式の新入生歓迎セレモニーで美しいハーモニーに感動したという当時の新入生で現主将の村山綾汰さん(経済学部2年)は、「参列者5000人を前にしたステージで、堂々と歌う姿に鳥肌が立ちました。自分もこんなステージで歌ってみたいと思い、すぐに入部届けを出しました」と話します。間もなく卒業する河村さんは「この企画も当時学務センター職員だった樋口さんからお話をいただきました。おかげでサークルを作って本当に良かったと思える最高の舞台となりました。当日まで苦労や緊張感がありましたが、職員の方々と一緒に作り上げたステージで、最高の思い出です」と名残惜しそうに話してくれました。アカペラに思いを寄せる2人が出会い、サークルを立ち上げ入学式歓迎セレモニーで新入生を魅了りょうた2014年度は17人が入部100人規模のサークルをめざしてあきこ現在の部員数は30人。2014年度の1年生は17人が入部しました。岡田彩那さん(薬学部2年)は「入学式で歌う姿と奏でるハーモニーが魅力で入部を決めました。雰囲気も最高です」と笑顔で話し、大杉吾希子さん(法学部3年)は「幹部になって、部員をまとめる苦労が分かりました。河村さんと佐藤さんの2人はいつも明るくて、尊敬しています」と話してくれました。村山さんは「部員も大幅に増えました。創部した2人が卒業した後は、自分たちがさらに盛り上げて、部員数100人をめざします。主催ライブも開催したいですね」と意気込みを語ってくれました。美しいハーモニーで、魅了する「はもりね」。彼らのパフォーマンスは一見の価値ありです。ライブや学園祭で、「はもりね」のステージに注目してくださいね!美しいハーモニーで魅了アカペラサークルする「はもりね」東海テレビの音楽番組「クロスミュージック」で職員の樋口さんに感謝のサプライズ企画を実行。入学式・卒業式で学歌を担当。学園祭では観客と一体となったステージを披露。