ブックタイトル名城大学通信 49 [2015 Spring]

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名城大学通信 49 [2015 Spring]

24ラグビー部は2015年1月6日、名古屋市の瑞穂公園ラグビー場で開催された第65回全国地区対抗大学ラグビー大会決勝戦で東京学芸大学に21|12で勝利し、6年ぶり通算9回目の優勝に輝きました。ラグビー部は1970(昭和45)年の第20回大会で初優勝して以来、2009年の第59回大会で大会最多の8回の優勝を達成しており、最多記録を更新しました。東海・北陸代表の名城大と、関東1区代表で、2014年優勝校でもある東京学芸大との決勝戦は冷たい雨の中でキックオフ。名城大は雨でボールを滑らすなどパスのミスが続き、何度も自陣に攻め込まれる苦しい展開が続きましたが、0|0の後半12分、右サイドからの突破でやっと先制点。21分にも2本目のトライを独走で成功させ、懸命に追いすがる東京学芸大を振り切りました。4年生最後の大会を優勝で終えた前主将の谷口孔亮さん(経済学部4年)は「秋のリーグ戦(東海学生リーグ)が5位に終わり、悔しい思いとともに、このままでは後輩たちに何も残せないと4年生全員で必死に臨みました。練習通りの粘り強いディフェンスと走り勝つ戦術で優勝できてうれしいです」とホッとした様子で話してくれました。ラグビー部は現在、部員数71人。他大学に比べ体が小さい選手が多い中、当たり負けしない体作りと1試合通して走り勝つ体力強化に取り組んでいます。新主将の中村清志郎さん(経済学部3年)は「相手を抜き去る速さも重要ですが、タックルされた後のブレークダウンをいかに制するか、またリアクションと判断力の早さが勝敗を大きく分けます。全国地区対抗大会は、体力強化が功を奏し、後半になっても走り負けない強さが勝因だったと思います」と練習の成果に自信を見せました。全国から集まる選手たちは、日々ウェートトレーニングと走り込みを続け、選手同士のミーティングを欠かしません。ラグビー部は過去、2003年度?2007年度まで東海学生リーグ5連覇を成し遂げていますが、ここ数年優勝から遠ざかっています。中村司監督は「近年は朝日大学が実力をつけ、リーグ戦5連覇中です。選手とともに練習に励み、戦術を練って、東海学生リーグ優勝、大学選手権出場をめざしたい」と力強く語っています。中村主将は「前主将の谷口先輩はリーダーシップがあり、チームを盛り上げてくれました。私生活も共にする部員にはONとOFFをしっかり切り替えて、リーグ戦優勝をめざそうと声を掛けています。スタンドからの応援が選手の力になります。ぜひ、会場に来てください」。7年ぶりの東海学生リーグ制覇、大学選手権出場に向け、会場まで応援に行きましょう!全国地区対抗戦で6年ぶり9回目の優勝走り勝つラグビーをめざして強い名城復活へ7年ぶりの東海学生リーグ制覇をめざすラグビー部第65回全国地区対抗大学ラグビー大会で優勝し、喜びにあふれる選手たち。