ブックタイトル名城大学通信 49 [2015 Spring]

ページ
46/48

このページは 名城大学通信 49 [2015 Spring] の電子ブックに掲載されている46ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

概要

名城大学通信 49 [2015 Spring]

▼バイク練習を終え千葉ちはるコーチからアドバイスを受ける柴田さん▼千葉監督(左)の指導で練習に励む柴田さん▼男子選手たちと一周5kmを8周する練習に取り組む柴田さん(左)めざすぞ!2020年東京オリンピックトライアスロンに挑む女子駅伝部OGの柴田さんスイム(水泳)、バイク(自転車)、ラン(走り)。名城大学女子駅伝部OGの柴田彩香さん(2014年法学部卒)がトライアスロンでのオリンピック出場をめざし、沖縄県でのトレーニングに励んでいます。柴田さんにとって女子駅伝部時代は、けがに泣き、「杜の都駅伝」など晴れ舞台のレースは一度も走ることのできなかった不完全燃焼の4年間だったと言います。自信を取り戻すためのリベンジをかけて飛び込んだ世界でした。あやか表情は真剣です。う気になってきました」。ペダルをこぐ柴田さんのがなかったオリンピックを本気で狙ってみようとい「世界の舞台を経験したことで、それまで実感しました。イクで落車。小指と肋骨を骨折する苦い体験も海外レースとなったカナダでの世界選手権ではバ勝負をかけたい柴田さんですが、昨年8月、初のす。駅伝で鍛えた脚力を武器に、ランとバイクで習メニューをそれぞれ2時間?3時間こなしまからバイク、夕方5時半からランニングという練柴田さんたちは、普段は朝6時から水泳、9時練習にも力が入っていました。にとっては300km走行は初めていうこともあり300km走る練習も予定されており、柴田さん日は一般道を名護市などがある北に向けて18ました。1周5kmを8周するメニューです。翌したチーム・ゴーヤーのバイク練習を見せてもらい辺。土曜日の1月17日午前中、30人近くが参加頭上を通過していく豊見城市の豊崎海浜公園周那覇空港に着陸する航空機がごう音とともにまで約80人が所属しています。図る「スクール」で構成され、小学生から70歳代る「キッズ」、競技を楽しんでもらいながら普及を手たちを特訓する「エリート」、育成に力を入れスロンチームです。チー心になり、2000年ムは11月日に本発代足表しをためトざラすイ選ア市出身の千葉智雄さん(43)と妻ちはるさんが中オリンピック選手を」をスローガンに、愛知県岡崎「チーム・ゴーヤー」に所属しています。「沖縄から柴田さんは沖縄県豊とみぐすく見城市に拠点を置くカナダでの世界選手権も体験マイペースすぎたことは自覚していました。「私自柴田さんも、自分のこれまでの競技への姿勢がるはず」と語ります。貪欲に世界を意識すれば、もっともっと上に行けオリンピックは十分手の届く位置にいる。本人がりに目をやりながら「水泳さえ克服すれば東京イスムイをム競1.5km、バイクいます。千40km、ラン葉監督は10km柴の田合さ計んの練習kmのぶタ2000年のシドニー大会から。オリンピックではトライアスロンがオリンピック種目となったのは女子駅伝部の仲間たちに励まされ23歳以下日本代表に選ばれました。イムを克服して優勝。世界選手権(カナダ)での23歳以下の第4回U23日本選手権では苦手のスれでも2014年6月に、山形県で開催されたタートが出遅れると挽回が難しくなります。そ逆転のチャンスもあるバイクと違い、スイムではス3種目ではスイムが課題でした。追走していけば小学生時代に練習したことがあるとはいえ、自信を取り戻したい」と。わりたくない。競技は違っても結果を出すことでむきっかけになりました。「不完全燃焼のまま終を探していることを知ったのがこの世界に飛び込監督が、世界をめざすトライアスロンの女子選手きませんでした。3年生の夏、兄を通じて、千葉が、度重なる故障で、満足な成績を残すことがで場。名城大学でも女子駅伝部で走り続けました村学園高校に進み、1年生で全国高校駅伝に出上選手だったこともあり、高校は鹿児島県の神柴田さんは宮崎県西さいと都市出身。兄、姉とも陸不完全燃焼で終わりたくない45