ブックタイトル名城大学通信 50 [2015 Summer]

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概要

名城大学通信 50 [2015 Summer]

17夢をおいかける学生たち!ボクシング部は現在、部員15人。60年以上の伝統があり、本学の中でも数少ない歴史のあるクラブです。2014年の中部ボクシング新人大会では優勝を勝ち取り、過去には世界戦を戦うほど強い選手が本学の練習に参加し、指導にあたったという逸話も残されています。歴史あるボクシング部に入部した伊藤健太さん(法学部3年)は「私は中学、高校と剣道を続けてきました。大学に入り、違うことに挑戦したいと思い、ボクシング部の門を叩きました。先輩たちの練習する姿が『かっこいい』と感じ、また雰囲気の良さにも惹かれ入部を決めました」。「ボクシングは努力をした分だけ強くなることができる」とボクシングの魅力を熱く語る山下裕司さん(法学部4年)。「大学2年生のときに中部ボクシング新人大会に3度出場しましたが、全て初戦で敗退しました。このことが悔しくて、強いと思う選手の試合をビデオで何度も見返し、自分に足りなかった相手との距離の取り方、足を使った攻撃のスタイルを身に付けました。その結果、3年生の同大会では優勝することができました」と目を輝かせながら話してくれました。また、山下さんは「ボクシングは自分に打ち勝つことが重要です。試合であと一発打っていれば勝てた、という悔しい経験を何度もしました。もうだめだと思ったときが一番の勝負所ですね。自分に打ち勝ち、試合に勝ったときは本当に嬉しいです」とボクシングの厳しさも話してくれました。本学事務職員で同部のOBでもある岡田仁志さんは、2015年から監督に就任。岡田さんは後輩たちに「ボクシングは努力と『根拠のない自信』を持つことが大切。努力をした分だけ強くなります。また、ボクシングは自分との闘いです。その努力を自信につなげることができれば自分のボクシングができます。」と指導しています。さらに岡田さんは「私はボクシングを通して一生の友人ができました。試合やスパーリングをすることで自然と仲が深まり、今でも、現役学生とのOB戦などを行い、さらなる親陸を深めています。部員たちや入部を考えている人たちには、ボクシングを通して学生時代しかできない経験を積んでほしいと思います」と熱いメッセージを送りました。部員たちは11月の中部ボクシング新人大会に向けて日々練習に励んでいます。その熱い拳で、優勝を勝ち取れ!世界戦を戦う選手も練習に参加した歴史あるボクシング部60年以上続いている歴史あるボクシング部拳を通して深まる友情もうだめだという時に、どこまで打てるか