ブックタイトル名城大学通信 50 [2015 Summer]

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概要

名城大学通信 50 [2015 Summer]

27CAMPUS NEWSの移動に配慮した設計になっています。新3号館は、地下1階・地上4階、延べ床面積5544.84m2で、学生の自発的な学習を促すラーニングモールやラウンジスペースを設けています。今回竣工した2つの建物には、女子トイレにパウダーコーナーやフィッティングボードが設置され、女性に配慮したつくりになっています。国際ミャンマーのヤンゴン外国語大学と大学間協定を締結ボランティア「諦めなければ道は開ける」赤﨑終身教授が気仙沼市の小中学生に色紙クラブ体育会陸上競技部の小寺さんが女子三段跳びで全国大会出場協定書を取り交わし、握手する宮崎経営学部長(当時)(左)とルイン・ルイン・ソー大学長(右)共通講義棟東の外観新入生3771人を迎え2015(平成27)年度入学式を挙行都市情報学部で留学生向けのキャンパスツアーを開催人間学部が学生企画の新入生セミナーを開催名城大学とミャンマーのヤンゴン外国語大学の大学間協定の調印式が3月14日、ヤンゴン市内のヤンゴン外国語大学で行われました。ヤンゴン外国語大学は1964年に設立され、日本語、中国語、英語、フランス語、ドイツ語、韓国語、ロシア語、タイ語、ミャンマー語など9学科と6大学院からなる、ミャンマーでトップクラスの国立外国語大学です。特に日本語学科は、高い教育力と有能な人材の輩出実績から、世界で高い評価を受けています。調印式には、ヤンゴン外国語大学からルイン・ルイン・ソー大学長、ジン・マー・オン日本語学4月陸上競技部の小寺菜帆さん(経営学部国際経営学科3年)が、神奈川県平塚市で6月12?14日に開催された「2015日本学生陸上競技個人選手権」の女子三段跳びに出場しました。日本学生陸上競技個人選手権は、種目ごとに設定された参加標準記録を突破した個人選手が出場できる大会で、日本学生陸上競技対校選手権大会(日本インカレ)よりも多くの選手が出場することにより、レベルの高い競技が展開されます。今回赤﨑終身教授の色紙を手にする児童代表の3人。後列は左から広瀬さん、青山課長、山崎校長東日本大震災で大きな被害にあった宮城県気仙沼市の子どもたちを励まそうと、同市内の全小中学校31校に3月4日、赤﨑勇終身教授の色紙が贈られました。色紙に書かれた一文は、赤﨑終身教授の不屈の精神の象徴ともいえる「諦めなければ道は開ける」。名城大学では2011年3月11日の東日本大震災以降、学生たちが気仙沼市大島で復興支援のボランティア活動を続けてきましたが、色紙は、大学側がノーベル物理学賞を受賞した赤﨑終身教授に執筆を依頼、赤﨑終身教授が快諾し、したためました。贈呈式は31校(小学校18校、中学校13校)を代表して気仙沼小学校で行われました。科長のほかフランス語学科長ら5人が、本学からは宮崎信二経営学部長(当時)、同学部の大西幹弘教授、通訳としてミャンマー人留学生で同学部4年のヌエ・ヌエ・エーさんの3人が出席。協定書を取り交わし、今後の学術交流について懇談を行いました。山崎昭校長、6年生3クラスの代表児童に、大学から出向いた学務センターの青山和順課長が、色紙を贈呈することになった経緯を説明し、中根敏晴学長(当時)からの気仙沼市の小中学生あてのメッセージを読み上げ、赤﨑終身教授直筆の色紙のコピーとスウェーデンでの授賞式に臨んだ赤﨑終身教授の写真が入った額を贈りました。贈呈式は、名城大学卒業生で気仙沼市職員として復興業務の最前線で仕事をしている広瀬宜則さん(1981年理工学部土木工学科卒)が名城大学と気仙沼市教育委員会との仲介役を務め、実現しました。こてら