ブックタイトル名城大学通信 51 [2016 Spring]

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概要

名城大学通信 51 [2016 Spring]

05特集◎ナゴヤドーム前キャンパスいよいよ誕生!アクティブな学びの創造のためにナゴヤドーム前キャンパス(略称ドーム前キャンパス)はアクティブな学びの実現のために、キャンパスのほか、周辺商業施設や自治体、地域コミュニティなどを学びの場として位置づけ、地域社会の問題解決や活性化をめざした教育・研究活動に取り組みます。大学の研究機関としての機能や若い大学生が持つ力が結集することで、行政と地域と大学が連携・補完・代替でき課題解決が促進されることが地域から期待されています。地域特性を教育・研究につなげる東区は尾張徳川家ゆかりの施設や、尾張徳川家の菩提寺である建中寺をはじめとした由緒ある神社・仏閣が多く、また、白壁・主税・橦木地区には城下町の面影を残す町並みのほか、大正から昭和初期を中心とした近代的な洋風建築も数多く残されています。一方、オアシス21やナゴヤドームなど大規模な近代的施設もあります。本学はこのような特徴をもつこの地域の資源や課題を教育・研究につなげ、教育・研究の力で地域の課題解決に取り組み、その中で学生が成長する好循環を地域とともに生み出そうとしています。特集◎ナゴヤドーム前キャンパスいよいよ誕生!1学部の専門性と学生パワーで街を活性化させるドーム前キャンパスの開校を機に、地域防災、歴史文化の発信、地域コミュニティの活性化など地域の課題に対して、外国語学部、人間学部、都市情報学部を中心に、本学がもつ研究成果・知的資源の地域への還元が地域から期待されています。一方で各学部の教員からは東区の地域の課題について課題解決型授業、フィールドワーク、インターンシップなどアクティブな学びの場として生かしていきたいという声が上がっており、実施に向けて動き出している企画もあります。専門ゼミナールの活動や卒業研究のフィールドとして学生が活動することで、地域とのつながりを深め、さらにクラブ・サークル活動などで学生がもつ特技を地域のために生かすことも期待されています。学生の活躍の場を広げることは人材育成の視点からは、学生の社会性を育て、学生自身が活動のやりがいを感じることにつながると考えられます。名城大学は学生が地域の中で自分の力を試し、その経験の中で学びを深め、成長することを期待しています。名城大学は名古屋市東区と2015年10月14日、連携・協力に関する協定を締結しました。この協定は、包括的な連携のもと、防災、まちづくり、生涯学習、文化、福祉、歴史的文化遺産の活用など多様な分野で相互に協力し、地域社会の発展とともに、学生の実践力の養成に寄与することを目的としています。名古屋市東区と連携。「地域社会の発展」と「学生の実践力の養成」に取り組む。名古屋市東区長山本正雄さん(左)と吉久光一学長