ブックタイトル名城大学通信 51 [2016 Spring]

ページ
7/40

このページは 名城大学通信 51 [2016 Spring] の電子ブックに掲載されている7ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

概要

名城大学通信 51 [2016 Spring]

06このイベントには、自分たちが住むまちの未来を創造する東区未来会議をテーマに、海道研究室の学生のほか、都市情報学部をはじめとする本学学生、愛知県立愛知商業高校と名古屋中学校・高校の生徒、東区役所の職員、まちづくり団体や企業の在勤者など約40人が参加しました。イベントでは、参加者が名城大学や東区などに関連したキーワードから70以上のまちづくり案を提案。投票で7つの企画を選び、チームに分かれてそれぞれの企画をまとめて発表し、順位を競いました。「未来カフェ」や「都会で星空観察会」など団体間のコラボレーションによる、まちづくりアイデアが出され、ふだんはあまり接点のない中学生、高校生、大学生、社会人が、それぞれの立場で積極的に議論を行いました。参加した学生は「自分のアイデアが他の人にも共有され、広がっていくのがうれしかった。また参加したい」と感想を語りました。東区のまち歩き「東区フューチャーセッション」開催に先立ち、東区まちそだちの会代表の松田和彦さんと西尾典祐さんの案内で東区のまち歩きを体験。参加者たちは豊田式木鉄混製力織機などを発明し、日本の発明王と呼ばれた豊田佐吉の弟で佐吉を支えた実業家・豊田佐助の旧邸宅や、陶磁器商として活躍した井元為三郎の旧邸宅である「文化のみち橦木館」などをまわり、建物の歴史や文化に触れました。東区フューチャーセッションを開催。都市情報学部の海道清信教授の研究室が2016年1月31日、名古屋市東区の市民ギャラリー矢田で、東区の未来のまちづくり企画を考える対話イベント「東区フューチャーセッション」を開催しました。選ばれた企画の紹介◎未来カフェお洒落なカフェと就職サポーターを掛け合わせた、「未来カフェ」。普段なかなか出会えない高校生や大学生、地域で活躍する人が交流できる場所で、誰でも気軽に相談ができたり、刺激し合うことができます。◎都会で星空観察会文化のみち(名古屋城から徳川園までのエリア)と名城大学の星空研究会を掛け合わせた、「都会で星空観察会」。星空研究会の協力で、星の説明を受けながら文化のみちを歩くというもの。あらためて自然を考えるきっかけにしてほしいという思いで企画されました。