ブックタイトル名城大学通信 51 [2016 Spring]

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概要

名城大学通信 51 [2016 Spring]

07特集◎ナゴヤドーム前キャンパスいよいよ誕生!ナゴヤドーム前キャンパス、いよいよ誕生!名城大学と東区のこれからのつながりを、学生が聞きました。名古屋市東区長インタビュー◎名城大学と東区の連携とこれから特集◎ナゴヤドーム前キャンパスいよいよ誕生!2名城大学と東区役所は、連携・協力に関する協定を締結。片山/いよいよ4月に名城大学のナゴヤドーム前キャンパスが開校します。区長/名城大学は中部地区有数の総合大学で、幅広い分野の研究が行われていることで知られています。今まで行政と地域だけで取り組んでいたところに大学という研究機関、若い学生さんが入り、多様な分野で互いに連携・補完することで、地域が抱えている課題を解決していきたいと思っています。名城大学と東区役所は、2015年に「名城大学と名古屋市東区役所との連携・協力に関する協定」を締結しました。この協定は、さまざまな分野で相互に協力し、地域社会の発展とともに、学生の実践力の養成に寄与することを目的としたものです。大学の力を生かしたまちづくりに取り組むことで、まちの活性化にも期待しているんですよ。東区は、過去と現在が交錯し、多彩な魅力にあふれている。片山/東区はどのようなまちですか。区長/一言で言えば、歴史や伝統を持つまちですね。1612年に徳川家康によって名古屋城が築城され、江戸時代の東区は武家屋敷や寺町を中心に発展しました。区内には現在も尾張徳川家ゆかりの施設や神社仏閣が点在し、徳川美術館や蓬左文庫には国宝、重要文化財など数々の名品が収蔵展示されています。また、白壁・主税・橦木地区には大正時代から昭和初期に建てられた洋風建築が今も残り、市の町並み保存地区に指定されています。一方で東区は、市内屈指の文教地区としても知られ、9つの高校があります。面積は名古屋市16区の中で最小ですが、コンパクトなエリアに過去と現在が交錯する、多彩な魅力が詰まったまちと言えるのではないでしょうか。榊原/私もこの機会にと、東区を歩いてみたんです。江戸時代に始まり、明治、大正、昭和へと続く、時代の流れがきっちりと残っていることに感銘を受けました。古い建物を美しく残したまちづくりがいかに大切かがよくわかりました。名城大学と地域のつながりを、世代間交流につなげたい。区長/ところでお二人は、名城大学で何を学んでいますか。片山/私は人間学部という学部に所属し、教育心理学のゼミに所属しています。名城大学は男子学生が多いというイメージ2016年4月、「キャンパスから地域へ、キャンパスから世界へ」というコンセプトを掲げ、「ナゴヤドーム前キャンパス」がいよいよ開校します。名城大学が地域とつながるために、核となるのが名古屋市東区との連携です。東区はどのような特色を持ったまちなのか、学生にできることは何なのか。2017年4月にドーム前キャンパスに移転する、人間学部と都市情報学部の学生が、東区長へのインタビューに挑戦しました。大学の力を生かしたまちづくりに取り組むことで、まちの活性化にも期待しているんですよ。名古屋市東区長山本正雄さん人間学部人間学科3年片山愛理さん