ブックタイトル名城大学通信 52 [2016 Summer]

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概要

名城大学通信 52 [2016 Summer]

Live Report 19学生たちの活動 名城大学の2016年度入学式が4月1日、愛知県体育館で行われ、開学90周年を迎える節目の年に開設された外国語学部1期生138名を含む3692名が、新たな門出を迎えました。 吉久光一学長は告辞で新入生に対し、「大学生活という時間は全ての人に平等に与えられていますが、その使い方の如何で、卒業時の実力やその後の人生は大きく変わります。時間を最大限に活用し、多様な経験を通して自分自身を磨いて欲しい」と激励し、小笠原日出男理事長は「21世紀を支える人材に成長されますよう、心から祈念します」と祝辞を述べました。 式典に続いて催された在学生による新入生歓迎セレモニーでは、新入生が有意義な学生生活を送ることを願い、在学生を代表して3名がそれぞれの実体験を通じたメッセージを贈りました。引き続き、應援團やスポーツ系クラブの学生ら100名によるアトラクションがありました。新しい一歩を踏み出した学生たち。その活動をレポート!入学式・新入生歓迎セレモニー3,692名が新生活をスタート! 1年生の6月、学内の掲示板に貼ってあった1枚のポスターに目が留まりました。宮城県気仙沼市大島で復興支援のボランティアを行う学生を募集するポスターでした。このボランティアに参加したことで、私の大学生活は大きく変わりました。自分で動くことが大切だと考えた私は、「中部たすけあいネットワークMYC」というネットワークを立ち上げ、復興支援啓発に携わる500名のメンバーとともに、東海3県の学生をつなぐ組織として日々運営に力を注いでいます。法学部 法学科 4 年山口 春菜さん経営学部 経営学科 4 年松田 瑶平さん農学部 応用生物化学科 3 年枝川 静華さんプレゼンターのメッセージ自ら動くことで、大学生活は大きく変わる。中学2年の大みそか、乗っていた車が交通事故に遭い、脊椎を損傷し、下半身はまったく動かなくなってしまいました。リハビリの一環として始めたのが車いすテニスです。現在、シングルスの全日本ランキングは6位、世界ランキングは85位です。大学2年生の時にテニスサークルに入ったことで、学部や学年を超えた友達もたくさんできました。僕はこのハンディキャップは、自分の個性だと思っています。健常者と障害者の両方の気持ちが分かるようになりました。ハンディキャップは自分の個性だ。大学は受け身で流されていると、充実した生活はできません。名城大学には「ピア・サポート」という制度があり、学生協力員が学生のサポートをします。私もその一員です。私たちが企画した「友達作りイベント」では学部を超えた友達作りができます。企画に参加し、学生生活のスタートを切ってください。大学生活は自分の可能性に挑戦してみる時です。その気持ちをもって動き出せば、今の自分からは想像もできないような素敵な出会いと経験が待っています。自分の可能性に挑戦する気持ちをもってスタートを!