ブックタイトル名城大学通信 52 [2016 Summer]

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概要

名城大学通信 52 [2016 Summer]

22新施設の活用MU GARDEN TERRACEナゴヤドーム前キャンパス新施設の活用社会連携ゾーンshake地域×大学×みんなのアイデア=∞卒業生や地域の皆さん、誰もが自由に使えるオープンコミュニケーションスペース。 小川が流れる緑豊かな中庭を目の前に、心地よいBGMが流れる洗練された食の空間。午前の授業を終えた学生が仲間と一緒に昼食を楽しんでいる同じ場所に、ベビーカーに子どもを乗せた女性、地域のお年寄りなど、幅広い世代の人々も集まります。夜になると、仕事を終えた社会人が、仕事仲間と本格的なイタリアンで酒杯を傾ける姿も見られます。これが「ムーガーデンテラス」の日常風景。 「ムー ガーデンテラス」は学食でありながら、ナゴヤドーム前キャンパスの「地域に開かれたキャンパス」というコンセプトを具体化しています。 店長の松山慎平さんは「夜は様々なパーティーも開かれており、大人数様対応のプランも充実しているので、名城大学卒業生のみなさんにも、懇親会や交流会の会場として、ぜひご利用いただきたいと思います。2017年度からは3学部2研究科体制になって学生さんの数が増えますが、学生さんはもとより、卒業生や地域の皆さんに愛されるカフェレストランをめざします」と笑顔で語りました。ホワイトボード、テーブル、イスのレイアウトを自由に変えて、交流会、打ち合わせ、自主学習、プロジェクト活動の拠点として使えます。 新キャンパス開放day!が行われた5 月14日、社会連携ゾーンs h a k eのオープニングイベント「MEET UP フラット来て観て。産官学のつながりを生み出す交流会&活動紹介」を開催し、700人を超える来場者でにぎわいました。学生団体、NPO、行政など10団体がポスターセッションやプレゼンテーションを行い、それぞれの活動内容を紹介しました。交流会では、これからの働き方、学び方、暮らし方、shakeの生かし方について、ファシリテーターのもとでディスカッションが行われ、学生から社会人まで多様な背景を持つ人々がそれぞれの考えを共有しました。引き続き短時間の発表を連続して続けていく形式のプレゼンテーション、ライトニングトークを開催。さまざまな団体による発表の後、内閣府認定の地域活性化伝道師で長野県塩尻市の公務員、山田崇さんが、地方創生の現状、地域活動の仕掛け方、活動の中で2枚目の名刺を持つようになった経緯など、自らの活動やキャリア形成について語りました。山田さんは、塩尻市、リクルート、ソフトバンクなどが恊働で地方創生課題を解決するプロジェクト「MICHIKARA」の活動も紹介。産官学の垣根を越えたつながりを生み出し、人・地域・大学が積極的に活動し交流することをめざすshakeの設置目的をどう具体化していくか、一つの方向性を示しました。 交流会の参加者の一人は「社会の課題を解決するために行動している方々とのつながりが広がっていくのを感じた(40代・インフラ業界)」と感想を述べ、shakeを見学した人からは「shakeで自分が主催するイベント、交流会、勉強会を開催したい(20代・大学生)」「shakeは大学の社会貢献を体現しているような施設(30代・NPO職員)」「楽しい大人の知的な交流スペース(50代・キャリアコンサルタント)」といった声が寄せられました。食を通じた学びや集いをコンセプトに、さまざまなサービスを生み出す。学生に支持され、地域に溶けこむ新しいスタイルの学食。社会連携ゾーンshakeは、社会連携ゾーンの設置目的を一緒に具体化していくパートナーを募集しています。パートナーシップ団体に登録頂けると社会連携ゾーンshake全体を活用したイベントを開催することができます。詳しくは、shakeのフェイスブックページで!https://www.facebook.com/meijoshake/土日には、子ども向け料理教室やコーヒー・ワイン講座などが開催され、テラスでは夏限定こだわりのバーベキューが楽しめます。ナゴヤドーム前キャンパス