ブックタイトル名城大学通信 52 [2016 Summer]

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概要

名城大学通信 52 [2016 Summer]

MS-26Topics/2015年度の計画に対する結果27「学びのコミュニティ創出支援事業」を導入し、名城大学のアクティブ・ラーニングがさらに活発に? MS-26 Topics理工学部メカトロニクス工学科はロボットコンテストを通じて「学びを楽しむ」 本学は、開学100周年の2026年を目標年とする戦略プラン「MS-26」のビジョンとして「多様な経験を通して、学生が大きく羽ばたく『学びのコミュニティ』りを掲げています。ビジョンの実現に向け、①人材の確保と育成②教育の充実③研究の充実④社会貢献⑤組織・経営改革の5本の柱を立てています。うち、「教育の充実」の柱には、アクティブ・ラーニング型学修の推進があり、「学びのコミュニティ創出支援事業」を導入することで名城大学のアクティブ・ラーニングがさらに活発化しています。この事業はビジョンの実現に合ったテーマで募集し、学部・学科、グループ、研究室単位で企画、申請された事業から採択されます。2016年度は多数の応募の中から継続分30件、新規分29件が、副学長・常勤理事をメンバーとする選考プロジェクトによって採択されました。 今回、理工学部メカトロニクス工学科は、「モチベーションの高い優秀な学生を対象とする選抜型教育プログラムの開発」というテーマで「ロボットコンテスト参加を通じた高度メカトロニクス技術者育成教育」として採択されました。メカトロニクスは機械、電気、制御(ソフト)の3つの技術が組み合わされ、近年のものづくりでは不可欠な分野となっています。その研究を志す学生たちが、ロボットコンテストへの参加を通じて、先輩は後輩を教え、学外のグループとも「学びのコミュニティ」を構築することを狙っています。いわています。技術者としての視野や人脈を広げ、社会に出てからの発展も期待できます。 有志を募ったところ、1年生7人、2年生4人、3年生5人の計16人(うち女性は3人で全員1年生)が集まりました。メンバーのほぼ全員がロボット作りや操作をするのは初体験。彼らは毎週火曜日に集まり、輪講形式の勉強会を通じて、マイクロマウス(長さ12 、幅7.5 、高さ8 )の開発に必要な知識を身に付け、グループ単位で、その成果の発表を行います。 コンテストでは、自作のロボットが自律的に迷路を探索し、ゴールまでの時間を競います。9月4日に中部初級者大会、10月23日には中部地区大会があり、この大会に向け共に学んでいます。1年生はキットマイクロマウスを自分たちで組んだプログラムで動し、2、3年生は自分たちでマイクロマウス本体を製作し、プログラムも組んでいきます。リーダーの寺井崇さん(3年)は「1年生は、マイクロマウスが迷路の途で動かなくなっても自力で対応できるようになるの第一。中部初級者大会での完走をめざしています。2、3年生は自分たちで設計したマイクロマウスを律走行させることが目標です」と話します。 大原賢一准教授は「足らない知識を毎週の輪講でとはあります。コンテストに参加し、課題を克服することで、学生に達成感を与えたい。と期待します。 このようなアクティブ・ラーニング型の経験を通して、名城大学はさらなる「学生が大きく羽ばたくびのコミュニティ」を形成しています。学びのコミュニティ創出支援事業の各取り組み(継続分30件、新規分29件)の活動状況は、本学ウェブサイトで見ることができます。URL:http://www.meijo-u.ac.jp/about/ms26/manabi/experiences.htmlのか将中が自れ学cmcmcmコの関係結び広げる機会ととらえ、を補、深る。苦することで学ぶこげめ労、広いここで識はこ験経と知た得ので世の中に還元してほしい」形からの学生生活だけでなく、社会に出てから、何らかば、タテとヨげ」る広創