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科目名 経済理論入門(産業社会学科1年次・経済学部2年次以上)
開講学科 経済学部 産業社会学科
担当教員 山田 浩貴
年度 2017
シラバスコード 1241302
単位数 2.0
準備学習・事後学習 現代経済社会の動きについて、日ごろから関心をもつように心がけること。
履修上の留意 現代資本主義入門、経済史総論、社会思想史、マクロ経済学入門、ミクロ経済学入門、等関連科目の履修が望ましい。
授業の目的と概要 現代の経済システムは急速に変化している。その変化を読み解く眼を鍛えるためには、思考のツールとして経済理論の手助けが必要です。しかし、経済理論ほど、様々な理論が入り乱れている分野は、他には見あたらないかもしれません。この講義では、経済学の巨人たちにスポットライトをあてながら、古典派から現代の経済理論まで、その底流に流れる基本的な考え方について講述します。特に制度的視点や歴史的視点を持つ経済理論について考察します。
サブタイトル 経済理論学習へ旅立つ初学者に、経済理論という広野の見取り図を示す。制度的視点や歴史的視点から経済社会を読み解きます。
到達目標 現代経済理論を構成する代表的な理論について、その基本的考え方と政策的含意を理解すること。今後の経済学学習・研究の基礎的素養を養うこと。
授業計画

1. ガイダンス

講義の概要を説明する。

2. 現代経済システムの制度疲労

現代経済理論が直面する現実的課題について考えてみる。

3. 現代経済理論の諸潮流

現代経済理論を構成する諸潮流について考察する。

4. 経済理論の誕生

市場システムの発生と経済理論の誕生について、アダム・スミスの理論を中心に講述する。

5. 古典派経済学の展開

スミス以降の古典派経済理論が提起した課題について概観する。

6. 限界革命の経済理論

19世紀の経済理論の発展について、限界革命の理論家たちの考え方について、講述する。

7. 世界恐慌とケインズ革命

20世紀初頭の資本主義経済システムの変化と、ケインズ理論の基本性格について、 講述する。

8. 資本主義経済システムの歴史的性格

古典派の経済理論を受け継ぎながら、歴史的・制度的視点を重視する経済理論について、マルクスたちの理論を中心に、その基本性格を講述する。

9. 市場システムの解剖

市場システムの基本的構成要素である、商品と貨幣について考察し、経済システムと人間社会の関連について、考察する。

10. 労働と資本

労働および労働力商品の視点から、現代経済の基本的要素である資本の外観と本質について明らかにする。

11. 競争の強制法則

どうして企業は、過酷な競争に駆り立てられるのか、考えてみる。

12. 資本蓄積と社会の変化

資本蓄積の方法と社会に与える影響について、考察する。

13. 資本主義経済システムの変容と転換

資本主義経済システムの歴史的性格と限界について、考えてみる。

14. 現代社会の課題と新しい経済理論

環境・文化・人権を重要視する考え方の定着と、新しい経済理論の可能性について考えてみる。

15. 講義のまとめ

講義のまとめを行う。
授業形態・方法 講義
成績評価方法及び評価基準 定期試験に平常点(授業への参加態度、課題など)を加味して評価する。評価方法の詳細は、最初の講義で説明する。
受講生へメッセージ 現代社会の生きた現実に興味をもつことが、講義理解の近道です。経済・社会・政治・文化等のニュースは、要チェックです。ただし、マスメディアの情報をうのみにしない批判精神が大切。講義に関する質問は歓迎します。また、講義中に指示する参考文献について、自分なりに選択し学習することが、この講義を効果的に受講する方法です。
テキスト

1. 特に指定しない。

参考文献

1. その都度指示する。

更新日付 2017-08-22 10:28:03