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科目名 現代資本主義入門(産業社会学科1年次・経済学部2年次以上)
開講学科 経済学部 産業社会学科
担当教員 渋井 康弘
年度 2017
シラバスコード 1241303
単位数 2.0
準備学習・事後学習 毎日、新聞(見出しだけでも良いから)に目を通し、現代資本主義の中で進行している事態について、現実感覚をもつようにすること。
履修上の留意 主に日本資本主義に注目しながら、現代資本主義のさまざまな側面を扱います。講義の中から自分の今後の研究テーマを見つけ、ゼミナールの選択に生かすこともできるでしょう。
授業の目的と概要 毎回、現代資本主義の理解に不可欠なテーマをひとつ取り上げ、検討します。経済学におけるものの考え方、現代資本主義を分析するための基礎視角を身につけて下さい。
サブタイトル 現代資本主義を理解するための基礎的な視点と、ものの考え方
到達目標 複雑な現代資本主義のあらゆる側面に関して、一定の知見を持って、自分なりの見解を言えるようにしましょう。
授業計画

1. 経済学とはどのような学問か

経済学しかやっていない経済学者は、本当の経済学者ではない。

2. 企業系列:解体か再編か(1)

株式持合いによる企業集団:法人資本主義から持株会社解禁まで。

3. 企業系列:解体か再編か(2)

階層的な下請構造:日本の産業を支える膨大な中小企業群。

4. 日本的生産方式の検討

トヨタ生産システムの特徴。

5. 日本産業の輸出依存体質(1)

重化学工業中心の産業構造:一挙に確立された新鋭重化学工業。

6. 日本産業の輸出依存体質(2)

集中豪雨的輸出の後に:平成不況と輸出依存の限界。

7. 国際通貨の不安定性(1)

戦後IMF体制の確立と解体。

8. 国際通貨の不安定性(2)

裏づけのないドルに依存する世界経済の危うさ。

9. 間接金融からデリヴァティブまで

アメリカ主導の金融自由化が持つ意味。金融部門の肥大と暴走。

10. 石油づけ文明とモータリゼーション

石油多消費型の産業構造と中東問題。

11. 公害と環境問題

産業公害の延長としての地球環境問題。

12. 日米の技術開発

情報技術を典型とする日米の技術開発パターン比較。

13. アジア大の分業とグローバリゼーション

アジアンスケールの社会的分業における日本産業の位置づけ。

14. 現代資本主義と現代経済学

市場原理主義と経済学の堕落。

15. 総括

講義全体のまとめ。
授業形態・方法 講義
成績評価方法及び評価基準 期末試験(100点満点。持込不可)で評価。事実を踏まえて、論理的に論証できているかどうかを重視して採点します。まじめに勉強しない限り、合格点となる答案は書けません。
受講生へメッセージ 初回から本格的に講義をしますので、きちんと出席してください。講義は一方的に話すだけのものにはせず、できるだけ多くの人にこちらから質問します。毎回、指名されることを覚悟しておいてください。質問されたときは、分からなくてもとにかく考えて、答えをひねり出してください。それを繰り返しているうちに、自分の意見を持てるようになるはずです。尚、当然のことですが、講義中の私語は厳禁。
テキスト

1. 「現代資本主義入門」資料 渋井康弘 非売品(配信します)

更新日付 2017-08-22 11:05:35