名城大学

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科目名 国際金融論
開講学科 経済学部 経済学科
担当教員 新井 大輔
年度 2017
シラバスコード 1233703
単位数 2.0
準備学習・事後学習 前回の授業内容を復習してから次の授業に望んでください。
授業の目的と概要 1997年夏の東アジア通貨危機は,翌年にロシアにも飛び火し,その影響でアメリカのヘッジファンドが破綻した。これを受けて,国際金融システムの再構築をめざす様々な改革案が登場したが,その甲斐も虚しく,2007年夏にはサブプライム問題が表面化し,これを皮切りに,世界の主要な金融市場が相次いで崩壊した。本講義では,外国為替,国際収支,国際貸借といった国際金融の基礎的な概念をしっかりと学びながら,不安定性を増しつつグローバル化してきた現代の金融市場を読み解いていく。
到達目標 1.国際金融に関する基本的な仕組みについて簡潔な説明ができるようになる。
2.1.を踏まえて、現代の世界経済や国際金融の諸問題を自分で理解・考察できるようになる。
授業計画

1. ガイダンス

この授業で何を学ぶか。

2. 増大する外国為替取引の謎

外国為替市場の構成、為替相場の種類など。

3. グローバルな国際金融市場

伝統的な国際金融市場とユーロ市場の発生と展開など。

4. 金融グローバル化の推進力

大手金融機関のグローバル化戦略、IMFの構造調整プログラムなど。

5. デリバティブ市場

デリバティブ市場の発生と展開など。

6. 国際金融市場の投機化

頻発する国際金融危機と、それへの大手金融機関とヘッジファンドの関わりなど。

7. タックスヘイブンの闇Ⅰ

タックスヘイブンの問題点、課税逃れの仕組み、各国におけるタックスヘイブンの調査など。

8. タックスヘイブンの闇Ⅱ

タックスヘイブンの問題点、課税逃れの仕組み、各国におけるタックスヘイブンの調査など。

9. アメリカの金融的覇権

米銀の世界的覇権、金融業におけるアメリカンスタンダードの普及と問題点など。

10. グローバル化と国際不均衡の拡大

グローバル化に伴う国際不均衡の拡大など。

11. 経済の金融化Ⅰ

「経済の金融化」と呼ばれる現代経済の諸現象について。

12. 経済の金融化Ⅱ

「経済の金融化」と呼ばれる現代経済の諸現象について。

13. 世界金融恐慌と金融の証券化Ⅰ

世界金融恐慌の特徴、米銀の変容と金融の証券化など。

14. 世界金融恐慌と金融の証券化Ⅱ

世界金融恐慌の特徴、米銀の変容と金融の証券化など。

15. 授業のまとめ

授業のまとめ。
授業形態・方法 講義
成績評価方法及び評価基準 期末テストで評価します。
受講生へメッセージ 不断の金融革新、頻発する金融危機、終わりのない金融制度改革。金融にまつわる問題は、今最も注目されている経済事象のひとつです。金融の問題を金融の問題としてのみ理解するのではなく、実体経済と関わらせながら、ひいては大きな時代認識(今私たちが生きている時代が一体どんな時代なのかということについての認識)と結びつけながら、それらが私たち自身にとって持つ意味を考えて行きましょう。
テキスト

1. 指定しません。

参考文献

1. 必要に応じて紹介します。

更新日付 2017-08-22 12:15:00