名城大学 大学案内2027
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理工学部建築学科110修士1年 稲吉 光輝愛知県/名城大学附属高等学校 出身歴史・意匠系の研究室ですが、古い建築を学ぶだけでなく、新しい空間づくりや現代アートの要素も取り入れた幅広い活動ができる点が魅力だと思います。建物について学ぶことで、普段街を歩くときにも楽しさを感じるようになり、日常の中で楽しみが広がったと実感しています。建築歴史(三浦 彩子)研究室研究テーマは学生の興味関心に任せているため、それぞれの発表を聞くことで刺激を受け、切磋琢磨しながら学べる環境です。自分でテーマを設定することで、責任感と自分で考える力も養われます。また、有名な建築の調査に携わることができる点も、この研究室の大きな魅力です。学生の声教員の声学生×教員 インタビュー歴史的建築を学び、新しい空間を創造する力を養う三浦研究室のここが魅力!三浦 彩子 教授 三浦教授(以下教授):研究室で取り組んでいるのは、歴史的建造物や庭園の調査と価値づけを行い、文化財登録を通じてそれらを後世に残すことです。当時の時代背景を踏まえ、建物の歴史的意義を理解し、物理的保存にとどまらず文化的・社会的価値を再認識することを重視しています。また近年では、公共空間におけるパブリックアートにも注力しており、デジタルアートやプロジェクションマッピング、さらにはライブペイントの企画・運営などを通して、新しい空間づくりにも挑戦しています。学生の進路が多様化する中で、自分で考え、形にする機会を大切にしています。学生 稲吉さん(以下学生):日本庭園やデジタルアーカイブについて学べることに惹かれ、この研究室を選びました。4年次の卒業制作では、3Dデータを使って日本庭園を再現しました。現在は大学院生として、約100年前の日本人のアメリカ球場視察日記を通じて、当時の建築観や日本の球場成立史を研究しています。日記を読み進める中で、当時と現代の視点の違いに面白さを感じています。教授:建築の歴史を研究するには、当時の一次資料を読み解くことが求められ、建築の理論に加えて、社会史的な視点も重要です。稲吉さんは多くの資料に目を通し、知識を深めたうえで考察しており、その姿勢が研究にしっかりと反映されていますね。また、後輩の指導にも積極的で、知識や技術を教えることで稲吉さん自身も成長しました。大阪・関西万博の空間コーディネート企画では、卒業生の先輩と後輩の橋渡し役として、さまざまなマネジメントを担当してくれました。学生:循環をテーマに、先輩がライブペイントをする中で、ペットボトルなどをリサイクルした飾りで空間を作る取り組みを行いました。事前準備も含め大変でしたが、学びの多い経験でした。また、名家を訪れ本物のお座敷や空間を調査できたことが貴重で、印象に残っています。建物をスケッチする際、古い建築では地震で柱が歪んでいることもあり、正しい長さについてメンバーと議論しながら考察することができました。教授:今は3Dスキャンで建物の概要を把握できますが、それだけでは力はつきません。建物の寸法をミリ単位でスケッチすることで、将来自分で設計する際に、その寸法感覚が自然と生かされるようになります。学生:さまざまな建物を見て現地でスケッチし、それをCADで書き直す作業を通して、CADなどのデジタルスキルが身についた実感があります。将来は、3Dモデルを基に設計を進める建築ソフトウェア「Building Information Modeling(BIM)」の活用に興味があり、建設業界の効率向上に貢献できると考えています。教授:建築分野には一級建築士などの国家資格や、能力を証明する資格が多数あります。学生たちには、こうした資格取得に積極的に取り組み、専門性を生涯にわたって高めてほしいと思います。

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