名城大学 大学案内2027
125/150

農学部生物環境科学科1244年 鈴木 寛大愛知県/滝高等学校 出身先生の熱心な姿勢、充実した研究機器、社会に貢献できる幅広い研究テーマが魅力です。「仮説を立て、実験で実証し、得られた結果を考察して次の計画を立てる」という科学的プロセスを繰り返すことで、論理的思考力が身についたとも感じます。成長を実感できる研究室です!環境分析化学(大浦 健)研究室学部生時代に研究できる時間は限られています。だからこそ研究の喜びを感じて欲しい、そして研究を通じて論理的思考力や忍耐力をつけて欲しいですね。環境汚染は地球規模の課題です。未発見、未解決のものはいくらでもあります。思い切りチャレンジできる研究室でありたいと思います。学生の声教員の声学生×教員 インタビュー環境問題へ多面的にアプローチして、人が安全に暮らせる地球へ大浦研究室のここが魅力!大浦 健 教授 学生 鈴木さん(以下学生):環境問題は、生物や化学の知識だけでなく、法律や経済、地域社会との連携など、多角的なアプローチが必要だと知り、文理融合型総合大学である名城大学に魅力を感じました。その中で本学科は、生物学、化学、物理学、地学といった幅広い分野を網羅的に学べるカリキュラムが整っており「広く学びたい」という探究心を満たしてくれる場所だと感じました。大浦教授(以下教授):本学科では「豊かな環境を守ることで生物・人・自然の調和をめざす」ことをテーマにしています。そのためには多角的な視点が欠かせません。まずは1・2年次に基礎を身につけ、専門領域、研究へと進んでいきますが、私の研究室では環境汚染物質に着目しています。対象になるのは大気、土壌・底質、水といった様々な環境中に含まれる化学物質。すでに基準値が設定されるなど規制されているものではなく「未規制化学物質」の環境分析に力を入れています。学生:講義や実習を通じて、生物を取り巻く環境を深く理解するためには、その根底にある化学的なメカニズムの解明が不可欠だと感じました。大浦先生の専門分野だけでなく、研究に対する姿勢や深い知見に強く惹かれたこともこの研究室を選んだ理由です。ガスクロマトグラフ質量分析計(GC-MS)や走査型電子顕微鏡(SEM)など分析機器が充実していることも魅力でした。教授:環境中の化学物質のなかで人体に影響がある物質は、まだ隠れていると思っています。それはつまり、私たちの研究室から発信する情報が制度となって、人が安全に暮らせる社会の構築につながる可能性が多分にあると言うことです。学生の研究も社会に貢献できますから、テーマ選びはまず学生自身に考えてもらっています。学生:私が興味を持ったのはマイクロプラスチックです。海洋や河川に流出したマイクロプラスチックそのものだけでなく、そこに吸着した有害物質を生物が摂取することで媒介になってしまうことも指摘されています。そこでマイクロプラスチックの表面に形成される微生物の集合体と、化学物質との関連を明らかにしようと考えています。教授:とても素晴らしい着想で、私としても結果が楽しみな研究ですね。良い結果が出ずに苦しいときもありますが、何かしら新しい発見ができたときは研究者ならではの喜びがあります。粘り強く課題に取り組んで、小さくても良いので学生時代に成功体験をして欲しい。将来、壁にぶつかることがあっても、それをいかにして乗り越えるかを考えられる人になってほしいと思っています。学生:ありがとうございます。私は社会に貢献したいという夢を持って、大学院でも研究を続けていくつもりです。研究室での活動を通じて、分析化学や微生物学についての知識が深まりましたし、失敗をしても原因と改善策を考え抜く経験を通して忍耐力が身についたように思います!

元のページ  ../index.html#125

このブックを見る