都市情報学部都市情報学科0684年 岡田 まどか岐阜県/多治見高等学校 出身フィールド調査で現場に行くことで、観光地の課題を体感できる点が大きな魅力です。また、ゼミ全体での調査を通して視野を広く持つ力や他者と協力する力を養えるだけでなく、行政や民間の方とのやり取りを経験することで、社会人として必要な対人スキルも身につけられます。観光学・観光動態(森 龍太)ゼミナール現場でデータを収集し、その活用方法を考えながらまちづくりについて考察を深められる点です。富山県氷見市だけでなく、愛知県名古屋市、岐阜県美濃市など複数の自治体、企業との産官学連携も豊富で、分析結果や提案資料を学生自身が作成するなど、実践的な経験も多く得られます。学生の声教員の声学生×教員 インタビューフィールド調査とデータ分析を通じて、持続可能な観光まちづくりに貢献森ゼミのここが魅力!森 龍太 准教授 学生 岡田さん(以下学生):ゼミナールでは、富山県氷見市の観光拠点「ひみ番屋街」周辺でフィールド調査に取り組みました。駐車場に入る数千台の車について、ナンバープレートに記載された車籍地や車種(自家用車・レンタカー)、訪問時間、乗車人数などを記録しています。さらに、他学部とも連携して、訪問目的や周遊先について観光客へのアンケート調査も実施しました。調査データから訪問特性を分析し、観光地の現状や課題を特定したうえで、今後の政策立案に活用できる資料として氷見市に提供しました。森准教授(以下准教授):観光客が集中する時期だけを調査しても、年間の動向は把握できません。そこで、定期的にフィールド調査を行い、一年を通じた観光客の傾向を追っています。得られた調査データと既存の統計データを組み合わせることで、より実態に近い分布を把握し、持続可能な観光まちづくりにつなげたいと考えています。一時的に訪れる「交流人口」だけでなく、地域に愛着を持ち何度も足を運んでくれる「関係人口」をいかに増やすかが、ゼミナールの重要なテーマとなっています。学生:フィールド調査を通じて、座学だけでは得られない観光地のリアルを体感できるのが、このゼミの大きな魅力だと感じます。准教授:現地に行くからこそ、自分の目で課題を発見できます。統計上“0”と出ていても、それが単なる処理の結果なのか、実際に存在しないのか、その違いに気付けるようになります。学生:フィールド調査では、調査準備や宿泊手配、当日の運営、データ整理まで自分たちで行いました。想像以上に大変でしたが、全体を見ながらメンバーに役割を振り分け、素早く的確に指示を出す力を身につけることができました。また、Excelなどを使ったデータ分析やPowerPointを使った資料作成のスキルも格段に上達したと感じています。准教授:岡田さんは調査のリーダーとして、行政や民間の方との調整や連絡も担ってくれました。現地の方からのフィードバックをもとに内容をさらにブラッシュアップしていくという経験は、学生のうちにはなかなか得られない貴重な機会です。ゼミナールの活動を通して、現場での観察とデータ分析の両面から考察・提案できる人材が育つことを嬉しく思います。学生:卒業後は広告会社に就職するため、ゼミナールで培った、仲間と協力して一つのものを作り上げる力を大切にしていきたいです。氷見市での活動を通して、この地域が大好きになりました。いつか、自分の手で氷見市のフリーマガジンを作ってみたいです。准教授:それこそ、関係人口の理想的な形ですよね。地域との接点を自分たちで作った経験は、将来、地元を盛り上げるときに必ず役立つと思います。
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