理工学部電気電子工学科0804年 山形 啓介愛知県/五条高等学校 出身研究室には自動運転の検証用ロボットがあり、自分で考えた手法を実際に試すことができます。実践を通して理論を確認できるため、理解が深まると同時に技術力や創意工夫の力も身につきます。手を動かしながら学べる環境は、研究を進めるうえで大きな魅力だと感じています。システム・情報通信(田崎 豪)研究室企業出身の教員の研究室だからこそ、知識の習得だけでなく、実際に手を動かして成果を出すことを求めています。もちろん苦労もありますが、自分のアイデアを形にしたい、ものづくりに挑戦したい学生にとっては、試行錯誤を通じて学びや成長を実感できる、魅力的な環境です。学生の声教員の声学生×教員 インタビュー高精度な自己位置推定を実現し、自動運転技術の社会実用化へ田崎研究室のここが魅力!田崎 豪 准教授 学生 山形さん(以下学生):自分で考えた仕組みで動くものづくりに興味があり、田崎研究室に入りました。私は、カメラを用いた自己位置推定に関する研究に取り組んでいます。自己位置推定とは、自動車が現在地や向きを正確に把握するための技術で、自動運転に欠かせません。現在の自動運転車は高精度な自己位置推定が可能ですが、使用されるセンサは高価なものがほとんどです。私は、低コストのカメラによる高精度な自己位置推定の実現に向けて研究を進めています。この技術の実現を通じて、よりコストを抑えた自動運転技術の普及に貢献できると考えています。田崎准教授(以下准教授):山形さんの研究は実装の一歩手前まで進んでおり大変期待しています。私の研究室では、ロボットの目となるカメラ以外の情報や、ロボット自身の能動的な情報収集を活用し、人間以上の環境認識力を持つAIの開発や、作業を自動化するロボットの社会実装に取り組んでいます。重要なのは、基礎研究だけでなく、それを現実に応用する力も身につけることです。企業での経験から、その必要性を強く実感しており、学生にも伝えています。学生には、卒業までに基礎と応用の両方をバランスよく修得してほしいです。学生:研究では思うように進まないこともありましたが、研究室の先輩や先生から異なる視点でアイデアをいただき、困難を乗り越えることができました。毎週のミーティングでは、進捗状況や課題、解決策を報告しており、最初はうまく伝えられませんでした。しかし、図や資料を用いた視覚的な説明を工夫するうちに、説明力が向上しました。また、関連論文を読みながら課題を発見し、解決策を考えることを繰り返すことで、問題解決力も養われました。その成果として、4年生前期の中間発表では優秀賞に選んでいただき、とても嬉しく感じました。准教授:山形さんは、目的意識を持って取り組み、課題を自ら発見し解決する力を着実に身につけています。山形さんの先輩が行ってきた自己位置推定技術は世界で認められ、トップ技術者が集まる国際会議「IROS」で発表を行っています。山形さんの研究はそれをさらに上回る内容であり、今後の成果に大きな期待を寄せています。学生:先進的なテーマに取り組む先輩方の姿に刺激を受け、この研究室を選びました。学びを深める中で、さらに研究に取り組みたいという思いから大学院に進学します。説明力や課題解決力を磨きつつ、研究室の仲間とともに研究を進めていきたいです。准教授:学生それぞれが取り組む研究テーマは違いますが、お互いの内容を理解し合い、困ったときには助け合う雰囲気があります。山形さんが進めている自動運転技術の研究が進めば、車だけでなくロボットでの運搬にも応用でき、工場の生産効率も上がります。そうなると、日本の産業力アップにもつながるものであり、本当に楽しみな研究です。
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