移行用/ニュース 「名城大学Day」が2年ぶりに復活、過去最高の5,500人の来場者で大にぎわい

特別講演会受付場に並んで整理券配布を待つ来場者たち 特別講演会受付場に並んで整理券配布を待つ来場者たち

「名城大学Day」が2年ぶりに復活、過去最高5500人の来場者で大にぎわい

名城大学がキャンパスを開放し、日ごろの教育、研究内容を公開しながら市民向けのさまざまな企画を楽しんでもらう「名城大学Day2012」が9月23 日、天白キャンパスで開かれました。2003年の第1回開催以来8回目(2004年は台風で、2011年は東日本大震災復興支援で中止)となる今年の名城 大学Dayテーマは「元気にふみだそう、明日への一歩」。午前中はあいにくの雨模様でしたが、午前7時には早くも総合受付の前に来場者が並び始めるなど出 足は早く、来場者は約5500人に達し、2008年の5350人を抜き、過去最高となりました。

姜尚中さんの講演に2400人聞き入る

「悩む力、生きる力」のテーマで講演する姜さん

午前9時半までに受け付けを済ませた来場者たちの大半が誘導されたのは、オープニングイベントと東京大学大学院教授の姜尚中(カン・サンジュン)さ んによる特別講演会(人間学部10周年記念講演会)が開催される共通講義棟北の名城ホール(収容定員600人)前。ほとんどが姜さんの講義の聴講希望でし たが、先着順に配られた整理券を手に、名城ホールに入場できたのは600人近くだけ。残り約1800人は共通講義棟北2階の11教室に分散し、モニター聴 講となりました。特別講演会の受講者総数2400人は、大江健三郎さんが講演した第3回(2006年)の1600人を大幅に上回り、過去最高となりまし た。ちなみに今回の5500人の来場者のうち、大人は4800人でしたので、モニター聴講も含めほぼ半数が姜さんの講演に耳を傾けたことになります。

「悩む力、生きる力」を語る

姜さんは「悩む力、生きる力」のテーマで講演。姜さんは冒頭、昨年の名城大学Dayが、東日本大震災復興支援のために取りやめになったことについてふれ、 「名城大学のように、このような大きなイベントを中止してまで、大学ぐるみで3.11でのさまざまなサポートに取り組んだ大学は、全国の大学でも例がない と思います」と、名城大学の震災復興支援活動の取り組みをたたえました。

姜さんは、自身も3.11から10日後の3月21日には、福島県南相馬市の被災地に入り、福島第一原発事故での放射線量を調べるために飯舘村も2回訪れた ことを紹介。「戦後生まれの私は戦争当時のことは知りませんが、自分の60年ちょっとの歴史でも体験したことのない光景を見て絶句しました」と語り始めま した。そして、自然災害や原発事故、厳しい経済情勢の中での空虚感や虚脱感など「不幸な時代」の中での「悩む力」の大切さについて、姜さんの出身地である 熊本県とも縁の深い夏目漱石の作品や思想にふれながら、マイクを握り、語り続けました。

オープニングイベントで中根学長があいさつ

あいさつする中根学長オープニングイベントで津軽三味線を演奏する杉山さん

姜さんの特別講演に先立ち、午前10時から始まったオープニングイベントでは、法学部2年生の杉山大祐さんが津軽三味線の演奏を披露。演奏は1曲だ けでしたが、昨年の第8回津軽三味線全国大会で文部科学大臣賞を受賞した杉山さんの奏でる津軽三味線の力強い調べが会場を魅了しました。

引き続いて中根敏晴学長が「名城大学は昨年の東日本大震災で、全学をあげて復興支援活動に取り組みました。さらに今年は人間学部が開設されて10周年ということもあり、姜先生に特別講演をお願いしました」と開会のあいさつ。

姜さんの紹介を行った人間学部の伊藤康児学部長は「人間学部が求めるテーマでもある"人間とは何か"について追い求める姜先生に、開設10周年記念講演会をお願いできたことは大変な光栄です」とあいさつしました。

農産物即売会場など今年も多彩なプログラム

名城大学Dayは午後4時まで、多彩なプログラムが繰り広げられました。共通講義棟北前のピロティでは恒例の附属農場農産物即売会、校友会全国物産会、名 城大学グッズ販売が行われ大にぎわい。各学部や研究室の実験講座やクラブ活動紹介、ボランティア協議会による東日本大震災復興支援活動の報告会など盛りだ くさんの企画会場も大人気。「学生食堂体験」は、今年は総合受付で配られた無料チケットのほかに、入口で、東日本大震災復興支援のための「1コイン (100円)寄付」が呼びかけられましたが、対象となった10食堂は、例年通りの長蛇の列が続き、募金箱には100円硬貨のほか、500円硬貨や1000 円札も入っていました。

「学生食堂体験」の義援金は中日新聞社会事業団へ

「学生食堂体験」で寄せられた東日本大震災復興支援のための義援金総額は41万5900円。12月13日、中日新聞社会事業団に寄託されました。
募金にご協力いただきました多くの皆さまに、心よりお礼申し上げます。

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