トップページ/ニュース 杉原千畝顕彰国際シンポジウムを10月11日にナゴヤドーム前キャンパスで開催

都市情報学部の稲葉千晴教授が時代考証

翻訳をめぐって議論する稲葉教授(右)とグリーン准教授 翻訳をめぐって議論する稲葉教授(右)とグリーン准教授
外務省外交史料館所蔵の杉原千畝の旅券交付書 外務省外交史料館所蔵の杉原千畝の旅券交付書

「命のビザ」で知られる外交官杉原千畝(すぎはら・ちうね、1900~1986年)を顕彰する国際シンポジウムが10月11日、都市情報学部の公開講座としてナゴヤドーム前キャンパスで開催されます。テーマは「人道と外交:第二次大戦中のユダヤ人難民問題と杉原千畝」。杉原研究家でもある都市情報学部の稲葉千晴教授(国際関係論)が、愛知県教育委員会の依頼で時代考証やアドバイスをしています。

 

愛知県は、杉原の足跡と功績を国内外に発信しようと、杉原の母校、愛知県立瑞陵高校(旧制第五中、名古屋市瑞穂区)の一角に顕彰施設を整備中です。杉原のビザ発給の場面を等身大ブロンズ像で再現したり、発給の過程を説明資料でたどったりする内容です。

愛知県教育委員会が作成した資料を稲葉教授が校正し、翻訳を法学部のデイヴィッド・グリーン准教授(政治学)が行っています。分かりやすくかつ正確な翻訳のため、2人は額を寄せ合って議論しています。

 

稲葉教授は、MS-26の「学びのコミュニティ創出支援事業」として、杉原千畝ボランティア・ガイド育成プログラムを実施します。ナゴヤドーム前キャンパスの都市情報学部、人間学部、外国語学部が共同で取り組みます。最新の研究成果を含んだ杉原の事績をボランティアでガイドできる人材を育成します。

テーマは「人道と外交:第二次大戦中のユダヤ人難民問題と杉原千畝」

シンポの内容は以下の通り。学内からの多数の参加を募っています。

日時:2018年10月11日(木)13:10-16:20

場所:名城大学ドーム前キャンパスDS101教室

〒461-8534 愛知県名古屋市東区矢田南四丁目102番9

テーマ:「人道と外交:第二次大戦中のユダヤ人難民問題と杉原千畝」

司会:鈴木隆(名古屋学院大学教授)

第1部 「リトアニア・ポーランドとユダヤ人難民」

    シモナス・ストレルツォーヴァス(シャウレイ大学准教授)

    「リトアニア政府の難民支援と杉原千畝」

    エヴァ・パワシュ=ルトコフスカ(ワルシャワ大学教授)

    「ユダヤ難民を救った駐日ポーランド大使タデウシュ・ロメル」

    丸山直起(明治学院大学名誉教授)

    「ゾラフ・ヴァルハフティク:‘命のヴィザ’を杉原に発給させたユダヤ人」

第2部 「救われたユダヤ人・救った杉原千畝の検証」

    ローテム・コフナー(ハイファ大学教授)

    「ミール神学校:杉原がホロコーストから救ったユダヤ教正統派」             

    稲葉千晴(名城大学教授)

    「命のヴィザ再考:なぜ杉原千畝はユダヤ人を救ったのか?」

討論者:白石仁章(外務省外交史料館課長補佐)

英語コーディネーター:デイヴィッド・グリーン(名城大学准教授)

全体討論

連絡先:chiunesympo2018@yahoo.co.jp

参加希望者は、次の受講票に必要事項をご記入の上、お申し込みください。希望者多数の場合は抽選のうえ、ご連絡申し上げます。なお本受講票の個人情報は、本シンポジウム以外には利用いたしません。

https://goo.gl/forms/9DwRaHs0Bkj2MMM72

杉原千畝はこんな人

岐阜県八百津町生まれ。18歳の時、早稲田大学高等師範部英語科に入学。その後、外務省の留学生採用試験に合格するが、面接の時に試験官から勧められたロシア語を選択したことが、東欧の国に赴任するきっかけとなった。リトアニア領事代理だった1940年、ナチス・ドイツ軍の手から逃れたユダヤ人難民にビザを発給し、6000人のユダヤ人の命を救ったとされる。「命のビザ」を発給した、この人道的な行為は小学校の道徳の教科書として取り上げられている。

FEATURE

  • MEIJO DIAMOND
  • ナゴヤドーム前キャンパス
  • ナノマテリアル研究
  • 社会連携センターPLAT
  • MS-26 学びのコミュニティ