研究・産官学連携自分でくすりを作ってみよう!効果を見てみよう! ~マウスの行動観察実験~

開催概要

テーマ:自分でくすりを作ってみよう!効果を見てみよう!~マウスの行動観察実験~
2019年8月6日(火) 八事キャンパス (名古屋市)
講師:髙谷芳明(たかやよしあき)薬学部・准教授、間宮隆吉(まみやたかよし)薬学部・准教授
協力:平松正行教授、衣斐大祐准教授

当日のスケジュール

9:00~ 受付
9:30~ 開講式・オリエンテーション
9:40~ 講義「医薬品の開発研究」
10:00~ 休憩
10:10~ 講義および実験1「鎮痛薬の合成」
12:00~ 昼食、休憩
13:00~ 講義および実験2「鎮痛薬の薬効評価」
13:50~ 休憩および施設見学
15:15~ まとめ、ディスカッション
15:40~ 未来博士号授与式、アンケート
15:55 解散

報告

<受付>
中学生を対象にした本企画も5年目を迎えました。昨年までのアンケートで希望が多かった8月初旬の8月6日にしました。今年は先着順を改め、抽選制にしました。その結果16名の定員に対し、全国から128名の申し込みがあり、改めてニーズの高さを認識しました。当日は残念ながら3名が欠席しましたが、保護者を含めて20名が参加しました。

<開講式>
安田健一名城大学学術研究支援センター課長の開会宣言後、平松正行名城大学副学長より、参加者の皆さんにご挨拶申し上げました。我々が行っている研究は、主に日本学術振興会(学振:JSPS)からの科学研究費助成(科研費)や大学からの支援によって行われていること等を紹介しました。さらに、日ごろから様々な事象に興味をもって考えてほしい、また、情報を適切に取捨選択し自分の頭で物事を考えられるようになってほしいと話されました。

<講義>
研究代表者の間宮隆吉准教授は、これまで科研費の支援によって明らかにしてきた精神疾患モデル動物やこれからの目標などについて紹介しました。また、身近なくすりの歴史についてもお話ししました。薬品作用学研究室の衣斐先生、今回手伝ってくれた天然物化学研究室の5年生、6年生(ティーチングアシスタント:TA)の紹介もしました。

<講義および実験1「鎮痛薬の合成」>
今年の企画の目玉として、薬学部天然化学物研究室の髙谷芳明准教授のお力をお借りしてアスピリンの合成を試みました。化学的にも医薬的にも非常に意義のある鎮痛薬の合成です。試薬の秤量、サリチル酸と無水酢酸を強酸性下で加熱撹拌し、アスピリンを合成しました。

<昼食>
手洗い消毒後、ダイニング・ハーブ(食堂)で、薬品作用学研究室の5年生、6年生(TA)も加わり一緒に昼食をとりました。保護者の方も含め、研究のことだけでなく、薬学部での大学生活など普段聞けない話をして盛り上がっていたようです。

<講義および実験2「鎮痛薬の薬効評価」>
まず、動物愛護管理法など法令を遵守して研究を実施していること、実験者の自戒についてお話ししました。早速マウスに慣れてみましょう。体重測定し、動物の様子をデータシートに記録しましょう!午前に合成したアスピリンの鎮痛(抗侵害受容)作用をハフナー法で評価しました。

<分析センター見学・休憩>
専任職員の酒井達子先生に分析センターを案内いただきました。多くの機器は、教員や学生の研究や実習で使用され、役立てられています。数年後こうした機器を使って研究している自分を想像できましたか?その後休憩しました。

<まとめおよびデータディスカッション>
全員のデータを集め、データのまとめ方などを解説しました。講義中にお話ししたように、作業仮説を立て、実験によって検証を重ねることが新たな発見につながります。今回は作用の分かった薬物を評価しましたが、概ね良好な結果が得られたかと思います。研究室では複数の教員とともに幅広い観点からデータを討論します。研究には辛抱強さや、忍耐力が必要です。

<閉講式>
受講者全員に修了証をお渡ししました。けがもなく無事終了し安心しました。これからもひらめき☆ときめきサイエンスを通じて、大学や研究機関の研究に興味を持ってもらえると嬉しいです。来年以降も続けていけるよう、採択を願って申請します。ぜひ日本学術振興会や名城大学HPをチェックしてください。また、友人や後輩にもおすすめください。

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