名城から社会へ飛び立つ成長ストーリー MEIJO CAREER INTERVIEW

人間学部 人間学科

2020年3月卒

人間学部
内々定速報!!

主な内々定先
アルプス物流/伊藤園/NTTフィールドテクノ/小島プレス工業/サントリービバレッジサービス/JAなごや/JTBパブリッシング/システナ/スギ薬局/住友生命保険/セブン-イレブン・ジャパン/第一生命保険/タキヒヨー/ディップ/日新火災海上保険/日本生命保険/日本全薬工業/日立ソリューションズ・クリエイト/富士ソフト/三井不動産リアルティ/三菱電機ロジスティクス/名鉄観光サービス/名鉄協商/八神製作所/リコージャパンなど(五十音順)

※2019年7月時点からの抜粋

主な就職先(2019年3月卒から過去3年)

アイカ工業/アパ(アパグループ)/アルフレッサ/ANA中部空港/岡谷鋼機/ 近畿日本ツーリストコーポレートビジネス/サマンサタバサジャパンリミテッド/ジェイアール東海髙島屋/資生堂ジャパン/スギ薬局/住友林業/積水化学工業/セキスイハイム中部/瀬戸信用金庫/第一生命保険/トヨタ自動車/トランスコスモス/日本郵便/日本赤十字社/富士ソフト/ミサワホーム/山崎製パン/リコージャパン/愛西市役所/警視庁/下呂市役所/国税庁国税専門官/裁判所職員/鳥羽市役所/名古屋市役所 (五十音順)

卒業生VOICE

卒業生

語学だけに偏らない広範囲な学びで得られたのは、実用的で思いやりを伴った英語力。

中原 実佑さん
人間学部 人間学科 2019年3月卒業
〈勤務先〉LEGOLAND Japan株式会社 ホテル・フロント
〈出身高校〉愛知県/名城大学附属高校 出身

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卒業生

対話する“相手”がいるかぎり、
人間学部で身につけた力は活き続けるもの。

服部 優佑さん
人間学部 人間学科 2017年3月卒業
〈勤務先〉株式会社ジェイアール東海髙島屋 外商部
〈出身高校〉愛知県/名古屋経済大学高蔵高校 出身

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01 名城大学の人間学部に進学した理由は?

高校時代は、名城大学附属高校の国際クラスに所属し、英語を重点的に学んでいました。大学では、高校での学びを活かしながら留学にも挑戦したいという思いがあり、留学制度の充実と英語学習の環境を重視して名城大学の人間学部を選びました。「将来は英語を活かせる仕事に就きたい」という漠然とした目標を持っていた私にとって、国際・コミュニケーション系の科目で英語力を高めながら、他の専門領域についても学べる人間学部は、ピッタリだったと感じています。

02 どのようなことを学んでいましたか?

私は英語力の向上を第一目標としていたため、国際・コミュニケーション系の科目を積極的に履修していました。ネイティブの先生による英語専門科目も充実しており、学部名からは想像できないくらいしっかりと英語が学べます。また、ゼミナールは英米文化を専攻し、シェイクスピアの「ロミオとジュリエット」を題材として、原作と翻訳の比較に挑戦。もともと洋書が好きだったため興味深く取り組むことができ、作品を通して異なる解釈や文化の違いに触れることができました。

03 大学生活で力を入れて取り組んでいたことは?

2年次に、入学前からの目標であった留学に挑戦。半年間、南カルフォルニア大学へ行き、現地で寮生活をしながら英語の習得に励みました。南カルフォルニア大学を選んだのは、先輩に「日本人が少ない」と聞いたからです。留学の最大のメリットは、日本語が通じない環境に身を置くことで、英語が生活に欠かせないコミュニケーションツールであると実感すること。辞書で言葉を調べたり、身振り手振りを交えながら懸命に交流を図った経験を通して、確実に英語力が身につきました。

04 人間学部の魅力は?

自分の興味に合わせて、3つの専門領域から科目を自由に選択できるのが、人間学部の特徴であり、魅力です。私は英語系科目を中心に履修していましたが、「語学」のみに偏らない広い視野を身につけられたのは、社会学や心理学の分野について広く学べたからだと感じています。現代メディアやポップカルチャーを学ぶ科目で日本文化についての理解を深めたり、心理学領域の科目で服装による印象や方言について学んだことで、目の前にいる人に対して表面的ではなく、背景を考慮して向き合うようになりました。

05 就職活動について、教えてください。

就職活動を始める前に学内のTOEIC講座を受講し、約250点アップして自分の目標点に到達。英語を活用して人とコミュニケーションをとる仕事に就きたいという思いは変わっていなかったため、サービス系を軸に塾講師や旅行会社、ホテル業界などを検討しました。学内の就職講座を受講し、自己分析や他己分析を行ったことで、自分のアピールポイントを明確化して面接などに臨むことができたと思います。主にエントリーシートの添削で活用していたキャリアセンターは、訪れるたびに職員の方が激励してくださり、最後まで粘り強く就職活動に取り組めました。

06 現在はどのような仕事をしていますか?

留学へ行った際に「レゴランド・カリフォルニア」へ遊びに行き、とても楽しい時間を過ごしました。帰国してレゴランドが名古屋にできると聞いて、運命を感じたことを覚えています。現在は、レゴランド・ジャパン・ホテルに勤め、フロントでの接客対応を行っています。海外からのお客さまも多く、英語力を存分に発揮できる環境です。また、人間学部で築いた人物の“背景”を考える柔軟な想像力を活かして、お客さまが何を求めているのかを考察し、一人ひとりの気持ちに寄り添った接客ができるよう心掛けています。

07 今後の目標を教えてください。

入社したばかりで、今はまだ目の前の業務を確実にこなすことに精一杯の日々。そんななかでも、常にお客さまを第一に考え、笑顔を忘れません。子どもたちの喜んでいる顔や、お客さまからいただける「ありがとう」の一言をダイレクトに受け取れることが、やりがいにつながっています。基本的な業務や接客の心構えなど、さまざまなことを教えてくださったトレーナーに、いつか私もなりたいと考えており、目標となる人が身近にいる環境は、自然とモチベーションも高まります。日々向上心を持って、多くのお客さまをおもてなししていきたいです。

01 名城大学の人間学部に進学した理由は?

小学生の頃からサッカーに打ち込んでいました。高校生のとき、サッカー部の監督に声をかけていただいたことが名城大学進学のきっかけです。数ある学部の中から人間学部を選んだのは、「人と話すことが好き」という些細な理由からでした。普段何気なく行っている「コミュニケーション」を、学術的に学んでみたいと思い、対人コミュニケーションに関連する科目を中心に履修していました。

02 どのようなことを学んでいましたか?

コミュニケーションについて学び深めていくなかで、相手がいてこそ成り立つという点から、心理学の分野が深く関連していることに気づきました。心理学系の科目では、複数の学生でグループをつくり、「この言葉を言われたらどんな気持ちになるのか?」とそれぞれの立場から意見を述べて話し合うグループワークでの授業が記憶に残っています。目に見える部分から情報を得る「観察力」と、目に見えない部分を考察し物事の本質を見抜く「洞察力」を養うことができ、相手の気持ちを考慮して言葉を選ぶように変化していきました。

03 大学生活で力を入れて取り組んでいたことは?

全国大会出場を目標に、週5日サッカー部の練習に励んでいました。グラウンドやトレーニングルームなどの施設面の充実が、文武両道を後押ししてくれたと思います。サッカーは瞬時に状況が一変するスポーツであるため、判断力や決断力が養えるほか、チームスポーツに大切な協調性はもちろん、個々がライバルとして切磋琢磨する中で強い精神力も身につきました。また、他学部の学生が集まっているため、幅広い情報共有の機会にもなっていました。

04 人間学部の魅力は?

グループワークや学外でのフィールドワークなど、実際に自分で行動し、楽しみながら取り組める「実感を伴う学び」の機会が多い点が魅力だと思います。例えば、私は自分の祖母が被爆体験者であったことから、後世に語り継ぐべき戦争や震災について関心を持っており、授業の一環として神戸でのフィールドワークに参加。阪神・淡路大震災の被災者の方に直接お話を伺ったことで、書物からは読み取りきれない実状を知ることができ、深い理解につながるとともに、視野が広がる経験を得ることができました。

05 就職活動について、教えてください。

業界は絞らず、お客さまを相手に対話ができる接客の仕事に就きたいと考えていました。就職活動で重きを置いていたのは、選考の第一関門となるエントリーシートです。客観的視点を取り入れられるよう、キャリアセンターで何度も添削をしていただきました。面接では、人間学部で学んだコミュニケーションの理論を意識しながら、実践を通してコツをつかんでいきました。就職活動中も部活動は継続していたため、時間配分などの面で大変な部分もありましたが、サッカーという長年のルーティンを変えないことが、精神の安定につながっていたと思います。

06 現在はどのような仕事をしていますか?

ジェイアール東海髙島屋に入社後、婦人服担当としてブランド管理などのフロア統括を行っていました。3年目から外商部に配属され、エリア最年少外商部員として奮闘しています。ステータスの高いお客さまと対峙し、商品販売だけでなく質の高いサービスを提供することが私の役割。一対一でお話しする機会も多く、姿勢や態度、話し方や言葉の一つひとつに思いやりの心を持って、丁寧な対応を心掛けています。館の外へ出向く際は自分が髙島屋の顔となるため、その責任感は高いモチベーションにもつながっています。

07 今後の目標を教えてください。

入社後に「3級接客販売技能士」の資格を取得しました。また、お客さまによりよい提案ができるよう、日頃から流行やトレンドにアンテナを張り、時代を先駆けた観点を身につけるよう意識しています。今はまだ人生経験も少なく、お客さまに学ばせていただくことの方が多いですが、さまざまなライフイベントを経て人間としても大きく成長しながら高みをめざし、お客さまに満足していただける買い物のお手伝いができるよう、努力していきたいです。